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ライバル「シエンタ」刷新でも変わらず!? 大人2名就寝可能なホンダ「フリード+」の“ベッド”性能に驚愕

くるまのニュース / 2022年9月17日 14時10分

トヨタが「シエンタ」を刷新しましたが、ライバルのホンダ「フリード」にもまだまだ優位性があります。それは「車中泊」性能です。大人2名が就寝可能だという“ベッド”性能に焦点を当てて紹介します。

■車中泊勢も必見! 「フリード+」の荷室が「四角すぎる!」

 2022年8月23日、トヨタはコンパクトミニバン「シエンタ」をフルモデルチェンジしました。新プラットフォームの採用で室内空間を拡大し使い勝手を向上するなど、全方位で刷新を図っています。
 
 ライバルのホンダは、ロングセラー「フリード」で迎え撃ちますが、こと「車中泊」の面でいえばホンダはまだまだ優位性を保っているといえます。どのあたりが勝っているのでしょうか。

 ホンダのコンパクトミニバン「フリード」シリーズは2016年に登場した現行型で2代目となります。

 全長4265mm、全幅1695mmと5ナンバー枠に収まる非常にコンパクトなボディながら、3列シート・最大7人乗りのレイアウトを巧みに成立させているのが特徴です。

 また2列シートレイアウト・5人乗りの派生モデル「フリード+(プラス)」も用意されています。

 ともに1.5リッターガソリンモデルと、1.5リッターハイブリッドモデルが設定され、FF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)が選択可能となっています。

 フリード+の設計には、ホンダらしいこだわりが感じられます。

 単に3列目席を取り払って荷室とするのではなく、荷室部分をフロア部から壁面まですべて専用に開発しています。その結果、壁面まで四角く効率的に空間を確保しただけでなく、3列シート仕様よりも一段と低いフロア高を実現させているのです。

 荷室には専用の「ユーティリティボード」を設置しています。

 耐荷重は200kg。荷室を上下二段に分割し、スペースをさらに有効活用できるようにしています。

 さらにすごいのが、ダブルフォールダウン機構で後席を前倒しした背もたれと一体化できるような設計となっている点。広大かつフラットで、四角い荷室が拡がります。

 大きく長い荷物が積めるばかりか、停車時に前席を前倒しすれば、大人2名が余裕で就寝できる「ベッド」空間が現れます。

 ホンダの純正アクセサリーには、この空間に合わせ、車中泊ユーザーに向けた「ラゲッジクッションマット」(消費税込み価格:2万2000円)を用意しているのがさすがです。

 厚さ約30mm、長さは約1800mm、幅約1230mmと、セミダブルベッド以上の大きなサイズが、フリード+の荷室にピタリとハマります。

 新型シエンタも、2列・5人乗り仕様が設定されており、後席を倒せば同様にフラットな荷室が拡がりますが、四角く使いやすい空間という意味では、いまもなおフリード+に軍配が上がります。

 ホンダではこのほかにも車中泊ユーザーに向け、車外からの視線を遮るため窓を全面覆う「プライバシーシェード」などの専用アクセサリーを用意しています。

 車中泊を楽しみたいなら、新型シエンタとフリード+の荷室は実車で比較してみる必要があるでしょう。

 なおシエンタのモデルチェンジに先駆け、ホンダでは2022年6月にフリードシリーズの一部改良を実施しています。

 運転席・助手席シートヒーターやコンフォートビューパッケージ、ロールサンシェードなどが標準装備化されるなどの改良をおこなったほか、。シート表皮にフッ素樹脂加工(撥水撥油加工)を施し、汚れの染み込みを防ぐ「FABTECT(ファブテクト)」も新採用し、こちらも標準装備としています。

 さらにボディカラーにも新色を採用したほか、内外装にブラックのアクセントカラーを取り入れた特別仕様車「BLACK STYLE」を追加し、リフレッシュを図りました。

※ ※ ※

 一部改良を実施し、現役を続行する新型フリード+の消費税込価格は、ベーシックな「G」(2WD・1.5リッターガソリン)236万9400円から「HYBRID CROSSTAR」(4WD・ハイブリッド)308万4400円までとなっています。

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