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ほぼ部屋な“N-BOX”実在した!? ガチ車中泊仕様のホンダ「Nトラック/Nキャンプ」が新鮮すぎた

くるまのニュース / 2022年9月24日 20時10分

ホンダがかつて製作したコンセプトカー「N-TRUCK/N-CAMP」はどのようなモデルだったのでしょうか。

■N-BOXがまさかのピックアップトラック&キャンピングトレーラーに変身!?

 近年、車中泊やキャンプなどのアウトドアが一大ブームとして盛り上がりをみせています。

 小型車や軽自働車のなかでも、あらかじめ車中泊用途を考慮した設計や装備を採用したモデルが登場するなど、自動車メーカーとしても見逃せないブームになったといえるでしょう。

 そんななか、ホンダが自社の軽自働車「N-BOX」のイメージを残しつつ、“本気のキャンピング仕様”を提案している一台「N-TRUCK/N-CAMP」(Nトラック/Nキャンプ)があったというのですが、どのようなモデルなのでしょうか。

 N-BOXは初代モデルが2011年12月に登場し、その後2017年9月に2代目モデルへと全面刷新しました。

 軽自動車販売台数ランキング(全国軽自動車協会連合会発表)では、初代・2代目ともに好調な順位をマーク。軽自働車と登録車をあわせて見ても、近年の国内ホンダラインナップを代表する一台になったといえるでしょう。

 そんななか、2015年2月に開催された「ジャパンキャンピングカーショー2015」に、ホンダは初代N-BOXをベースにしたコンセプトカーとしてN-TRUCK/N-CAMPを出展しました。

 ピックアップトラックのN-TRUCKとキャンピングトレーラーのN-CAMPが連結した状態で完成するという、メーカー公式の提案としては珍しいスタイルで登場。どちらも初代N-BOXのデザインに沿った外観にまとめられている点も特徴となります。

 N-TRUCKは、初代N-BOXをベースに全長を50cmカットし、カスタマイズした軽ピックアップトラック。後席両側スライドドアも撤去されています。

 一方N-CAMPは、初代N-BOXのボディ後端を大きく引き伸ばしたかのようなデザインが特徴のキャンピングトレーラーです。内装は緑色のソファや木目パーツ、カーペットなどが装備され、まるでリビングのような空間に仕上がっています。

 さらに大人2人が十分過ごせるサイズの収納ロフトベッドを装備したほか、内装も自由なアレンジが可能で、“自分仕様”を楽しめるつくりとしています。

※ ※ ※

 ピックアップトラックとキャンピングトレーラーの組み合わせは、メーカー公式とはいえコンセプトカーならではの表現といえます。

 しかし昨今の車中泊ブーム・アウトドアブームにあわせて、内装面などでN-CAMPのようなエッセンスを取り入れたモデルが登場すれば、注目を集めるかもしれません。

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