1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

早々に期待度MAX!? なぜ新型「プリウス」正式発表前から「次のは格好良さそう」と興味津々? SNSが盛り上がるワケ

くるまのニュース / 2022年10月10日 7時10分

新型プリウスのテスト車両と称される、真偽不明な画像の拡散がSNS上で広まっています。現行型プリウスもデビュー7年目を迎え、フルモデルチェンジが待たれるタイミングで、SNSユーザーからも期待の声が集まっているようです。

■現行型4代目「プリウス」は、派手なデザインゆえ賛否両論だった!?

 1997年12月の初代登場から25年目を迎えたトヨタ「プリウス」は、優れた燃費性能を誇るハイブリッドカーを世に広めた立役者です。
 
 現行型は2015年12月に発売した4代目ですが、すでにデビュー7年目とあって、フルモデルチェンジの噂も聞かれるようになりました。
 
 真偽のほどは定かではないものの、SNS上では新型プリウスとみられるテスト車両の目撃情報も拡散されており、正式発表前から盛り上がりをみせているようです。

 4代目プリウスは、トヨタのクルマ造りの構造改革を示すTNGA(トヨタ ニュー グローバル アーキテクチャ)に基づき開発された第一号車として、華々しくデビューしました。

 低重心なパッケージングを特徴とする新開発「TNGA-Cプラットフォーム」を初採用し、車体剛性の強化や低重心化により操縦性能を向上。

 さらに先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」などを新採用しています。

 もちろん元祖ハイブリッドカーとして最重要視される「低燃費性能」についても抜かりはなく、エンジンの燃焼効率を大幅に高めたほか、モーターやパワーコントロールユニット、バッテリーの高効率化や小型・軽量化も図られています。

 そんな革新的な4代目プリウスでしたが、なにより驚かされたのは「デザイン」です。

 当時トヨタは「ひと目でプリウスとわかるユニークなデザインを目指した」といい、歴代プリウスに共通するトライアングルシルエットを継承しつつ、アクの強いスタイリングやディテール処理を施したことで話題を呼びました。

 なかでもヘッドライトユニットやリアコンビランプまわりの形状などはそれぞれかなり個性的で、好みの分かれるものでもありました。

 蛍光色のように華やかなイメージカラーの新色「サーモテクトイエロー」のカラーリングとの相乗効果もあって、その印象をさらに強めています。

 変革の象徴として華々しく誕生した4代目プリウスでしたが「派手過ぎるデザイン」に対し、3代目までのプリウスとのイメージの変化が大きすぎたことに戸惑う声も少なくなかったようです。

 改めて振り返ってみると、3代目までのプリウスはシンプルでクリーンなデザインが「エコカー」のイメージと重なり、独自の先進性を感じさせていましたが、4代目の振り幅は大きすぎたのかもしれません。

 また4代目が発売された頃には、トヨタの他モデルにハイブリッド仕様の追加設定が相次いでいたことも、元祖ハイブリッドカーのプリウスにとっては、マイナス要素だったといえます。

 結果として、歴史に残る大ヒット作となった3代目プリウスの販売台数を上回ることはできなかったようです。

 なお派手過ぎるスタイリングはその後、2018年12月に前後ランプ類などのディテールデザイン変更をともなうマイナーチェンジを実施したことで、すっきりした印象へと生まれ変わっています。

■スタイリングの刷新に期待感!? 次期「プリウス」はどうなる!?

 前出のとおり、現行型の4代目プリウスはすでにデビュー7年目です。

 初代から3代目までは約6年のサイクルでモデルチェンジを繰り返していたこともあり「いよいよプリウスもフルモデルチェンジか」との噂も頻繁に聞かれるようになりました。

弓なりの弧を描くルーフラインは、歴代プリウスが継承する「プリウスらしさ」を象徴するものです[写真は2003年登場の2代目「プリウス」]弓なりの弧を描くルーフラインは、歴代プリウスが継承する「プリウスらしさ」を象徴するものです[写真は2003年登場の2代目「プリウス」]

 なかでも、SNS上でにわかに盛り上がりをみせているのが、国内で目撃されたというスクープ画像です。

 真偽のほどは一切不明ながら、擬装を施したテスト車両の写真が「次期プリウスか」とSNS上で広くシェアされているのです。

 これも次期プリウスに対する関心の高さのほどがうかがえます。

 そのテスト車両は、かなりシャープなフロント形状を持っていてスポーティなフォルム。全長も長く、全高もかなり低いように見えます。

 にわかにはこれがプリウスとは信じづらい面もありますが、ルーフの頂点が車体中央部にくる弓なりの形状は、歴代プリウスと同様のアイデンティティを継承しているのも確かです。

 拡散されている画像によると、車体にはカモフラージュ柄の擬装ラッピングが全面に施され、フェンダーなどの起伏やサイズ感、ライトユニットといったディテールの形状などは判別しづらいようです。

 とはいえそのシルエットを見る限り、クリーンでシンプルなスタイリングへの変革を予感させるのに十分なものとなっています。

 SNSでは「カッコイイ予感」「スポーツカー!?」「(4代目とは)全然違うけど、でもプリウスに見える」など、おおむね好評な声が集まっています。

※ ※ ※

 変革を象徴する役割を果たしたこともあって、アクの強い派手なスタイリングが印象に強かったデビュー当時の4代目プリウス。

 トヨタから正式な発表はまったくみられませんが、高まるユーザーの期待に応えることになるのか、5代目の次期プリウスの登場がいまから待ち遠しいところです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください