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トヨタとGoogleが共同開発の「音声認識」新機能を実用化! 北米向け新型レクサス車などから搭載へ

くるまのニュース / 2022年10月13日 19時40分

トヨタの北米法人は2022年10月11日、インターネット接続を必要としないAI音声アシスタントにより車両の操作ができる機能をトヨタとレクサスの新型車などに搭載すると発表しました。

■高度な音声処理技術によりインターネット接続なしで音声操作が可能に

 トヨタの北米法人は2022年10月11日、米グーグル社の「Speech On-Device」技術を利用し、車両に組み込まれたマルチメディアシステムでAI音声アシスタントが利用可能になり、音声操作を可能にすると発表しました。
 
 この音声アシスタントは従来のようなインターネット接続はおこなう必要がなく、単体で音声操作が実行できるといいます。

 現在、日常生活においても音声アシスタントは普及し、ユーザーは正確な音声対話を必要としているといいます。

 トヨタでは、すでに話しかけることで操作ができる車載の音声アシスタント機能を提供していますが、これまで高度な機能ではインターネット接続がマストであり、クラウドとの通信による処理がおこなわれてきました。

 人間の声を分析しコンピュータ向けの言語へと変換するといった、迅速かつ高度な処理をおこなうためには、複雑な音声データを解析して学習する機能を持つコンピュータが必要であったためです。

 そこで、グーグル社と協力し「Google Assistant」や「Google Pixel」などの音声アシスタントで培ってきた技術を用いた「Speech On-Device」を活用しました。

 Speech On-Deviceはテレビやクルマだけでなく、無人販売などにも実用化されている、インターネットを必要としない音声処理技術です。

 この技術を車両のマルチメディアシステムに組み込むことで、トンネル内や電波の届かない場所でも高品質な音声操作が可能となります。

 この音声アシスタントは新世代のマルチメディアシステムに搭載され、北米市場向け2023年モデルの「カローラ」シリーズや「タンドラ」、「セコイア」などのトヨタ車と、「NX」、「RX」、「RZ」などの新世代レクサス車に装備されます。

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