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超ド級な豪華セダン「紅旗・H6」初公開! 迫力グリル採用の全長5m級ラグジュアリースポーツ! 中国投入が明らかに!

くるまのニュース / 2022年10月21日 11時10分

中国の高級車ブランド「紅旗」。2021年には日本に上陸したことでも話題となったこのブランドが、新型モデルとなる「H6」を投入予定であることが判明しました。

■中国最高級ブランド「紅旗」、スポーツセダン「H6」を投入へ

 中国の高級車ブランド「紅旗」。2021年には日本に上陸したことでも話題となったこのブランドが、新型モデルとなる「H6」を投入予定であることが判明しました。

 紅旗は中国で最初に誕生した自動車メーカー「第一汽車」が1958年より展開している高級車ブランドです。

 初代モデルの紅旗 CA72が登場して以来、この車は数多くの中国の要人に愛されてきており、中国人民だれもが憧れる高級車としての立ち位置を確立させています。

 現在はHシリーズとLシリーズの主に2つのシリーズで展開中。Hシリーズは丸みを帯びた現代的なデザインを持っており、日本に最初に上陸したモデルもこのシリーズにおけるフラッグシップ「H9」という車種になります。

 それに対し、Lシリーズは1958年に登場した初代紅旗の「CA72」や、1965年に登場した「CA770」の系譜を受け継ぐ伝統的な重厚感のあるイメージのモデル群です。

 紅旗と聞くと保守的なセダン形状が印象的ですが、現在では「HS7」や「HS5」などのクロスオーバーSUV、「E-HS9」「E-QM5」などの純電動モデル、そして高級ミニバンの「HQ9」など、多種多様なボディ形状とパワートレインを取り揃えており、紅旗が長年培ってきた「伝統」や「格式の高さ」を次の世代へと繋いでいく戦略となっています。

 近年は海外展開にも積極的な姿勢を見せています。これまで長らく中国国内でしか展開されていませんでしたが、現在ではアラブ首長国連邦やサウジアラビア、イスラエルなどの中東諸国、カンボジア、ベトナム、ミャンマーなどの東南アジア諸国、そして韓国やノルウェーにまで上陸を果たしました。

 2021年2月には晴れて日本に上陸、最初のモデルとなるH9も日本の保安基準に適合し、すでに一般向けの販売で数十台が納車されています。

 そんな紅旗ですが、新たにH6というスポーツセダンを投入予定であることが明らかとなりました。

 この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトです。

 工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが新型車を製造・販売する前にその情報を工信部に届け出る必要があります。

 現在、先述のHシリーズには、フラッグシップのH9、EセグメントセダンのH7、そして2022年6月にフルモデルチェンジしたばかりのDセグメントセダンH5が存在。

 今回登場が明らかとなったH6は、H5をベースによりスポーティに仕立て上げたモデルです。

■まさにラグジュアリー4ドアスポーツセダン!? デザイン&スペックは?

 フロントマスクは紅旗の近年の流れを汲むデザインとなっており、H9やH5でも見られる「山奥を流れる滝」をイメージしたグリルが目を惹きます。

 ただ、フロント部は前端にいくほど絞られているデザインとなっており、既存車種とは違うスポーティさがここから感じ取ることができます。

 サイドのシルエットも近年の流行であるクーペ風セダンの形状をとっています。

 フルモデルチェンジでより保守的で高級志向な形状となった新型H5とは違うテイストで、どちらかといえば、スポーティさを重視した初代H5の正当な後継モデルといえるかもしれません。

 特徴的な左右一体型のリアコンビネーションランプも近年の紅旗車種では当たり前の要素ですが、H6ではより曲線重視で有機的なデザインとなっているのに加え、若干スモークがかっているようにも見えます。

 また、マフラーはセンター2本出しのスタイルを採用、それをバンパー下部の曲線と上手く組み合わせたデザインとなっています。

 ボディサイズは全長4990mm×全幅1880mm×全高1455mm、ホイールベース2990mmとなっており、2代目H5(同じくホイールベース2990mm)をベースにしていることがわかります。

紅旗が新たに投入すると見られる新型「H6」(画像元:中華人民共和国工業情報化部/通称:工信部)紅旗が新たに投入すると見られる新型「H6」(画像元:中華人民共和国工業情報化部/通称:工信部)

 現在判明しているパワートレインはCA4GC20TD型2リッター直列4気筒ターボエンジンのみ。

 チューニングによって出力221hpと248hpの2種類が用意されており、前者は「40TD」、後者は「45TD」のモデル名が付与されています。

 H5やH9には設定されている48Vマイルドハイブリッドハイブリッドが同様に用意されるかは不明です。

 H6は今までになかったモデルですが、H5のスポーツモデルと解釈することはできそうです。

 2017年に登場した初代H5はスポーティ寄りのデザインで、結局市販化はされなかったものの、2019年の上海モーターショーではコンセプトモデル「H5 スポーツ」をお披露目。

 それが2022年6月に登場した2代目H5では、フラッグシップのH9をそのまま小さくしたようなデザインが特徴で、より高級さを重視した設計となりました。

※ ※ ※

 今回のH6投入により、第一汽車は欠けていたスポーツ志向のモデルをH6に担わせ、より若い世代へのアピールを積極的におこなっていく狙いがあると見られます。

 正式発表の時期は不明ですが、工信部に情報が掲載されるということは、そのモデルが登場間近の状態であることを指します。

 筆者は年内、早ければ2022年11月に開催予定の広州モーターショーで発表されるのではないかと予想します。

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