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408馬力「職人手組みエンジン」が吠える! 新型メルセデス「AMG C43」発売 1116万円から

くるまのニュース / 2022年10月24日 17時40分

メルセデス・ベンツ日本は2022年10月20日、Cクラスのスポーツモデル「AMG C43 4MATIC」を発売したと発表しました。

■F1譲りのターボを搭載 エンジンは職人による手作業組み立て

 メルセデス・ベンツ日本は2022年10月20日、同社の主力モデルでCセグメントセダンとステーションワゴンを展開する「Cクラス」にスポーツモデル「AMG C43 4MATIC」を追加したと発表しました。
 
 AMG C43 4MATICは同日より発売となっています。

 メルセデスの「Cクラス」は同社の主力車種で、1993年のデビュー以来日本国内におけるベストセラーモデルとして位置しています。

 5代目となるCクラスは2021年6月29日に日本デビュー。メルセデスのフラッグシップモデル「Sクラス」譲りの安全運転支援機能や新世代のマルチメディアシステムなどを装備しています。

 今回登場した「AMG C43 4MATIC」はメルセデスのハイパフォーマンスモデル「AMG」シリーズに属すモデルで、現行Cクラスの中ではスポーツモデルとして追加されました。

 ボディタイプはセダンとステーションワゴンの2タイプを用意しています。

 エクステリアはAMGシリーズに共通するハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMGモデル専用フロントグリルを装備。フロントエプロンの大きくコの字を描くダクトやハイグロスブラックのドアミラー、セダンとステーション両方に装備するリアスポイラーリップがアグレッシブな印象を与えています。

 インテリアはサーキット走行などでもホールド性を持ちながら、長時間のドライビングでも疲れにくい快適性を持つAMG専用本革スポーツシートを標準装備。フロントドアのパネルはエッジがクローム仕上げとなっており、上質感を演出しています。

 パワートレインは最高出力408馬力・最大トルク500Nmを発揮する直列4気筒ターボエンジンと48Vマイルドハイブリッドシステム「BSG」を組み合わせます。

 ターボ機構にはF1で培ってきた電気モーター併用ターボ「エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャー」を初採用。自然吸気エンジンのようなレスポンスを実現しています。

 またエンジンはAMGのフィロソフィー「One man, One engine」にもとづき、熟練のマイスターが手作業で組み上げる工程を採用。直列4気筒エンジンでは初だといいます。

 トランスミッションはAMGシリーズの最高峰モデル「63」シリーズにのみ搭載の9速オートマチック「AMG スピードシフト MCT」を装備。

 フルタイム四輪駆動システム「AMG 4MATIC」や後輪操舵システム、AMG専用電子制御サスペンション「AMG RIDE CONTROL」などと組み合わせ、スポーティな走りを実現しています。

 また、走行時は排気音をセンサーで拾い、それに応じたサウンドを車内のスピーカーから再生することでスポーツカーらしいサウンドを味わえる「AMGリアルパフォーマンスサウンド」を搭載しています。

 安全装備は歩行者や左折時対向車検知機能付きのアクティブブレーキアシストや降車時警告機能時のブラインドスポット、緊急回避補助システムなどを搭載し、Cクラスの上級モデルとして充実したものとなっています。

 AMG C43 4MATICの価格(消費税込)はセダンが1116万円、ステーションワゴンが1146万円で、どちらとも同じ価格で左右ハンドルを選ぶことができます。

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