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わずか「14時間」で完売!? なぜ「新型スポーツカー」予約殺到? 新型「シビックタイプR」のトミカが話題に

くるまのニュース / 2022年11月3日 16時10分

2022年10月31日からタカラトミーの公式サイト「タカラトミーモール」などでホンダ新型「シビックタイプR(FL5型)」が予約開始となりました。

■海外でも人気爆発!シビックタイプRってどんなクルマ?

 正式発表されたばかりのホンダ新型「シビックタイプR(FL5型)」。
 
 さっそくそのトミカ発売が公表され、2022年10月31日からタカラトミーの公式サイト「タカラトミーモール」などで予約開始となりました。
 
 しかし、とくに販売台数が多い「タカラトミーモール」では、そのあまりの人気ぶりが大きな混乱を生みました。一体なぜでしょうか。

 新型シビックタイプRはホンダが1997年より手がけているシビックのハイパフォーマンスモデルです。

 NSX ,インテグラに続く第3弾として世に送り出されました。シビックをベースとし、エンジンやボディに専用チューニングを施し、さらなる磨きをかけている特別なクルマとなります。

 初代「シビックタイプR(EK9型)」は6代目シビック(EK型)のマイナーチェンジと同時に発表されました。

 ボディは3ドアハッチバックで、エンジンはB16B型1.6リッター直列4気筒VTECエンジンを搭載。

 1100 kgにも満たない軽量ボディに185馬力の高回転型エンジンがもたらす特別な体験は多くの人を虜にしました。

 現在でも熱狂的な人気を誇っており、25年ルールの適用によって製造から25年が経過した個体は続々とアメリカに輸出されている一方、その人気にあやかって盗難も急激に増えている状態となっています。

 2001年には2代目のEP3型、2007年には3代目のFD2型と世代交代をおこなっていきました。

 また、2009年には欧州専売モデルのFN2型を台数限定の「シビック タイプR ユーロ」としても販売。

 3代目のFD2型が2010年に販売を終えた後、シビックタイプRの系譜はしばらく途絶えることとなりましたが、2015年には4代目のFK2型が発表、日本でも750台限定で販売されました。

 そして2017年には久々に台数を限定しないモデルを販売、5代目のFK8型へとバトンを渡します。

 最新モデルのFL5型は正式に発表される前より、たびたびカモフラージュ姿で公道テストを行う様子が目撃されていました。

 遭遇した人によれば、ドライバーも写真を積極的に「SNSなどにアップして!」という呼びかけをおこなっており、すでにカモフラージュ段階で大胆な宣伝戦略をとっていたことがわかります。

 そのカモフラージュ姿の新型シビックタイプRが、このたびトミカとして登場、大変な反響を呼びました。

 なお、タカラトミーにカモフラ柄のシビックタイプRについて聞いたところ以下のような回答がありました。

「通常仕様は、TYPE Rの伝統を受け継ぐチャンピンオンシップホワイトを再現し、カモフラージュ柄においては、ホンダ様にも多数のご協力をいただき、子どもの手のひらサイズのトミカでも表現することができました」と、史上初のカモフラ柄トミカの誕生にはホンダとのコラボレーションが大きく関わっていたようです。

■開始直後にアクセス集中。8時間にわたってアクセスしにくい状況に

 毎月第3土曜日に発売される「赤箱」トミカは、常時1番から120番までをラインナップしています。

 近年、通常モデルに加えて毎回、ボディカラーなどの仕様が異なる「初回特別仕様」を設定しています。

 その名の通り「初回特別仕様」なので、通常モデルとは違って1回きりの生産となり、販売台数にも限りがあります。

 人気車種においては、初回特別仕様を購入しようと予約が殺到するわけですが、この販売方法に疑問を持つミニカー専門店も少なくありません。

 とあるミニカー専門店は次のように話しています。

「初回特別仕様は限定台数といいながら、『何台販売されるのか?』は明らかにされていません。

 毎回といっていいほど、『初回限定が買えない!』『サイトにアクセスできない!』などと、SNSで炎上します。

 欲しいと思うすべての人が買えるような対策をタカラトミーにはお願いしたいです。

 じゃないと、間違いなく『転売ヤー』を儲けさせる結果となります」

カモフラージュ柄の新型「シビックタイプR」のトミカの公式サイト(画像:公式サイトより)カモフラージュ柄の新型「シビックタイプR」のトミカの公式サイト(画像:公式サイトより)

 2022年12月17月に販売予定となる新型シビックタイプRのトミカは、歴代モデルで採用されてきた象徴的なボディカラー「チャンピオンシップホワイト」を通常仕様に設定。

 初回特別仕様は、公道テストをおこなう状態の「カモフラージュ柄」となります。

 カモフラージュ柄のトミカが登場するというのは、少なくともトミカの通常ラインナップでは初めてということもあり、タカラトミーが情報を解禁したときも大きな話題となりました。

 タカラトミーの公式通販サイト「タカラトミーモール」では2022年10月31日午後5時に予約受付を開始しましたが、開始直後にアクセスが集中した結果、ほどなくして長時間のアクセス不能状態に陥りました。

 約8時間後にはアクセスできるようになったものの、依然として混雑している状況に変わりはありませんでした。

 そして、予約開始から約14時間後には完売、予約が締め切られました。

 カモフラージュ柄の初回特別仕様はもちろん、通常モデルまで予約時点で完売。(予約では完売していますが、いずれも12月17日に実店舗での販売で買うことは可能です)

※ ※ ※

 ちなみに筆者は予約解禁日の午前0時に大手ネット通販サイトで予約することができました。

 タカラトミー公式の通販サイト「タカラトミーモール」では10月31日の午後5時解禁でしたが、アマゾンなどのネット通販サイトでは大手では31日の午前0時に予約開始となります。

 しかし、たまたま運が良かったのですが、台数が少ないため2分程度で完売となってしまいました。

 なお、12月17日に新型シビックタイプRが発売されることで現在販売されている「トミカ No.40 ホンダ シビック TYPE R(箱)」は販売終了となります。

 さらに、新型シビックタイプRは78番として販売されるため、現在78番の「日産 GT-R NISMO 2020 モデル」の販売も終了。

 その関係か、現在の40番も78番も在庫ナシとなっており入荷が待たれる状況です。

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