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愛知・岐阜に世界が注目!? 「食べて・見て」楽しむ「ラリージャパン2022」開催目前! SS巡ってリアルに堪能してみた!

くるまのニュース / 2022年11月10日 8時40分

開催まで残り数日となった世界的モータースポーツ競技WRCの日本大会「ラリージャパン」。そんなラリージャパンですが、見どころはラリー競技だけではなく、各開催地のおいしい名産品や歴史的な名所など、魅力がたくさんあります。

■ラリージャパンの魅力は「地域の名産・名所」

 世界ラリー選手権(WRC)の2022年シリーズ最終戦「ラリージャパン2022」がいよいよ2022年11月10日から開催されます。
 
 ラリージャパンは実に12年ぶりの開催となり、愛知県と岐阜県の両県を跨いでおこなわれますが、実際にコースとなるSS(スペシャルステージ)周辺にはどのような魅力があるのでしょうか。

 ラリーはマシンが来るまで待つ時間も長くなることもあります。

 そんなときは周辺にある飲食店なども楽しみのひとつでしょう。

 ラリージャパン2022の観戦チケットはすでにほぼ売り切れているという情報もありますが、ラリーはタイムを競い合うSS(スペシャルステージ)だけでなく、リエゾン(移動区間)でもマシンの観戦はできるため、その光景をみるだけでも楽しめるのは間違いないでしょう。

 競技開催初日、Day 1の11月10日16時よりセレモニアルスタートが豊田スタジアムでおこなわれた後、SS1が豊田市の鞍ヶ池公園で開催されます。

 鞍ヶ池公園は2021年のTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジで、愛知県長久手市出身の勝田貴元選手がデモランをおこなったことで知られています。

 時間帯としてはナイトセッションにあたるため、ライトを輝かせて走行するラリーカーを見ることができる貴重なSSです。

 観戦エリアの会場時間が16時から20時となり、公園内に屋台などの出店もあるでしょうが、公園の目の前には「喫茶おみやげ まつば」「お食事処 たちばな」「食事処 みどり」があります。

 みたらし団子や五平もち、おでんなどの軽食や食事がとれます。これまでに開催された「ラリーチャレンジ」を経験していることで、ラリーファンに対しても暖かく接客してくれるでしょう。近隣にはトヨタ鞍ヶ池記念館がありトヨタの歴史を知ることもできます。

 Day 2の11月11日、伊勢神SSが設けられる豊田市の旭高原元気村での観戦では、元気村のレストラン施設のげんき亭が出店予定です。

 地元名産の自然薯やダムカレーなどが食べられるかもしれません。宿泊観戦ツアーも設定されているそうなので、宿泊をしながらラリーを待つ楽しみ方もできるかもしれません。

 のどかな牧場のなかを疾走するラリーカーは観戦者の印象に残るでしょう。

■ラリージャパンを象徴づける「日本らしさ」全開のコースも

 Day 3の11月12日、豊田市の三河湖SSは、熊野神社前を直角に曲がるシーンが実に「日本らしい雰囲気」としてセントラルラリーで有名になりました。SS区間の手前には特設会場が設けられ、本来ならSS区間にある鰻屋も出展するといいます。

ラリー会場で「うなぎ」も味わえる?ラリー会場で「うなぎ」も味わえる?

 SS9とSS12の観戦エリアとなる「手づくり工房山遊里」では、裏手の農道をラリーカーが疾走します。

 この手づくり工房山遊里はチケットを持っている人しか入れないエリアになってしまいます。

 ですが、セントラルラリーでの経験を生かして、骨つきチキンやくるくるソーセージ、スパイシーフランクなどの名産品のほかに、地元の下山茶や下山産のブルーベリーなどを使ったジェラートも提供予定です。

 ジェラートは季節商品を使い8種類程度は常に用意しているので、11月には何味があるのか楽しみです。

 下山や三河湖周辺は夏でも気温がそれほど高くなく涼しい気候のエリアだといいます。逆をいうと11月はかなり寒くなることも想定されるので、防寒対策はしっかりして欲しいとのことでした。
 
 Day 3は岡崎市内でもタイムアタックを実施。岡崎城の目の前にある河川敷でSS13・14がおこなわれます。

 東岡崎駅より歩いて行ける距離の観戦エリアで多くの観客が見込まれています。

 SSはコース長約1.3kmで約60秒程度のタイムトライアルというショートSSですが、SSが連続で設けられていることで待機するマシンも含めて長く楽しめることでしょう。

 観戦は乙川河川敷のエリアとなり、チケットゲートの外からでも観戦可能。ラリー会場の隣にかかる歩行者専用の桜城橋のたもとには無料エリアが設けられるといい、遠目ながら観戦できる可能性があります。

 また飲食ブースやオフィシャルグッズ販売もおこなわれるため、今回のSSのなかでもかなり盛り上がるエリアとなりそうです。

 さらに桜城橋では、パブリックビューイングや展示中のGRヤリスにプロジェクションマッピングがおこなわれるなど、ラリーを盛り上げるイベントが開催予定となっており周辺全体でラリーが楽しめるはずです。

■ラリーカーが駆け抜ける「大正ロマン」な街は名物も盛りだくさん

 11月13日、最終日のDay 4はふたたび豊田市旭高原でSS15・19がおこなわれ、SS16・17・18は場所を岐阜県に移し、恵那市・中津川市周辺でタイムアタックが実施されます。

ラリーの光景を肴に呑むお酒は格別か!?(※飲酒運転はNG)ラリーの光景を肴に呑むお酒は格別か!?(※飲酒運転はNG)

 リエゾンでの移動も多く、区間も長いため道中でラリーカーと偶然遭遇することもあるかもしれません。

 戦いの跡が残る派手な外装のマシンが、一般車と同様に交通ルールを守りながら走行するシーンはラリー競技ならではの光景といえます。

 もしかするとラリードライバーによるファンサービスも期待できるかも。

 恵那市の明智周辺は日本大正村と呼ばれる大正時代の建物を移設し、大正ロマンの雰囲気を感じられるものとなっています。

 そのなかでも日本情緒溢れる岩村城周辺の雰囲気が良い感じです。

 セントラルラリーや恵那で開催されるWOMEN IN MOTORSPORT L1「WOMEN’S RALLY in 恵那」として女性が主役のラリーも何回も開催されており、ラリーに対しての理解も深く協力的なエリアです。

 岩村城は「おんな城主 直虎」の城としても有名な場所です。

 そんな女城主の名前をいただいた岩村醸造の「女城主 純米吟醸」や、カステラの原型といわれる「カステーラ」を販売している松浦軒本舗もあります。

 長崎のカステラとは違った素朴な甘さのカステラや、秋から冬に発売される栗きんとんもご当地の名物として有名です。恵那地域にいったのならぜひその風景に触れてみてください。

 愛知・岐阜の風光明媚な場所をめぐっておこなわれるラリージャパン。2年越しでおこなわれる世界選手権を地域とともに盛り上がって楽しんでいきましょう。

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