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トヨタ、「新型車」を16日に電撃発表か!? HV確定? これまで開発してきた軌跡とは

くるまのニュース / 2022年11月10日 14時50分

トヨタが公式SNSで、2022年11月16日にハイブリッド車に関する何らかの発表を“匂わせて”います。トヨタは世界で初めて量産型ハイブリッド車を開発したメーカーですが、これまでどのような車種が登場したのでしょうか。

■クラウンに最初に搭載されたハイブリッドシステムは?

 トヨタは、2022年11月9日に公式インスタグラムを更新。「11.16 Coming soon…」という投稿文を添え、新型車とみられる2枚の画像を公開しました。

 どちらの画像にも「HYBRID REBORN」という文字が書かれており、11月16日にハイブリッド車に関する何らかの発表があるものと見られます。

 トヨタといえば、エンジンとモーターのふたつの動力源で走る量産型ハイブリッド車を世界で初めて実用化したメーカーとして知られていますが、これまでどのようなモデルがあったのでしょうか。

 トヨタは、1995年秋の東京モーターショーに「プリウスコンセプト」を出展。セダンタイプのボディに、1.5リッターD-4エンジンと電気モーターにキャパシターを組み合わせたハイブリッドシステム「TOYOTA EMS」(トヨタ・エナジー・マネジメント・システム)を搭載し、当時の同クラス車の2倍となる燃費30km/L(10・15モード)を実現すると謳われました。

 このコンセプトカーが、1997年に発売された初代「プリウス」の原型となるモデルです。

 ハイブリッドシステムの名称は「THS」(トヨタ・ハイブリッド・システム)と改められたほか、コンセプト時代の目標値に肉薄する28km/L(10・15モード)という低燃費を実現していました。

 初代プリウスは改良により燃費が向上し、2002年の一部改良でコンセプト時代を超える31km/L(10・15モード)を達成。

 2003年には、進化したハイブリッドシステム「THS II」を搭載した2代目プリウスが登場しました。

 このときプリウスはセダンからハッチバックにボディタイプを変更しており、この流れは3代目(2009年発売)や現行となる4代目(2015年発売)にも受け継がれています。

 また、トヨタはTHS-C(トヨタ・ハイブリッド・システム・CVT)を搭載した「エスティマハイブリッド」(2001年発売)や、THS-M(トヨタ・ハイブリッド・システム・マイルド)を搭載した「クラウン マイルドハイブリッド」(2002年発売)も当時展開。

 さらに、2006年にはレーシングハイブリッドシステムを搭載したレース車両(レクサス「GS」)が十勝24時間レースに参戦し、完走。このシステムは「THS-R」に発展し、トヨタのル・マン24時間耐久レース参戦マシンにも搭載されることになります。

 直近では、電動パワートレイン「eAxle」などと組み合わされるシステム「2.4リッターデュアルブーストハイブリッドシステム」が新開発され、16代目新型「クラウン」などに搭載されています。

 さまざまなハイブリッド車やハイブリッドシステムを開発してきたトヨタが、来る11月16日にどのような発表をおこなうのか、注目されます。

 それではここでクイズです。

 数多くのハイブリッド車を世に送り出してきたトヨタですが、軽自動車を自社生産しておらず、そのためトヨタブランドの軽ハイブリッド車も存在していません。

 では、軽自動車で初めてハイブリッド仕様が設定された車種は、次のうちどれでしょうか。

【1】スズキ「ツイン」

【2】ダイハツ「ソニカ」

【3】三菱「i」

【4】ホンダ「Z」

※ ※ ※

 正解は【1】のスズキ「ツイン」です。

 ツインは、軽自動車規格を大きく下回るボディサイズのシティコミューターとして2003年に登場。ガソリン車のほかに、34km/L(10・15モード)の低燃費を実現するハイブリッド仕様が設定されました。

 ツインは、2005年にラインナップから消滅するなど短命に終わりましたが、現在スズキはハイブリッドシステムを搭載した軽自動車を豊富にラインナップしています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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