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ノアヴォク超え! 日産新型「セレナ」は「高速手放し」運転も可能に!? 技術の進化がエグすぎた

くるまのニュース / 2022年11月18日 8時10分

2022年11月11日、日産は近くフルモデルチェンジを予定する新型「セレナ」の情報を先行公開しました。先進運転支援システム「プロパイロット2.0」が搭載されるといいますが、どのような先進技術なのでしょうか。

■2022年に先行刷新した「ノア」「ヴォクシー」を超える先進技術を装備

 日産は2022年11月11日、フルモデルチェンジ予定の新型「セレナ」について、正式発表に先駆けた情報を公開しました。

 正式な発売時期は非公開ですが、先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を搭載することを明らかにしています。高級スポーツセダン「スカイライン」やクロスオーバーEV「アリア」に次ぐ採用となります。

 セレナは、ミディアムクラスの3列シートミニバンで、ファミリー層を中心に根強い支持を集める日産の主力モデルです。

 トヨタ「ノア」「ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」といった強力なライバル車とともに、常に販売台数の上位を争っています。

 現行型セレナの登場は2016年。自動運転技術を用いた先進運転支援機能「プロパイロット」を搭載したことで話題を呼びました。

 一定車線上で車速を時速約30キロから約100キロに設定すると、先行車両との車間距離を一定に保つよう制御し、さらに車線の中央を走行するようステアリング操作を支援してくれるもので、これは当時日本の自動車メーカーで初採用の技術でした。

 渋滞時のみならず長距離の高速巡行でアクセルやブレーキ、ステアリングを自動制御することで、ドライバーの負担を軽減してくれるという優れものだったのです。

 さらに2018年には、100%モーター駆動による電動パワートレイン「e-POWER(イーパワー)」も搭載。

 その後2022年1月にノア/ヴォクシー、そして5月にはステップワゴンがフルモデルチェンジし、同様の先進技術を投入してくるまで、プロパイロットはe-POWERとともに、セレナにとって有力なアピールポイントとなっていました。

 そして今回先行発表された新型セレナは、第2世代に進化したe-POWERの採用に加え、プロパイロットの進化版であるプロパイロット2.0の搭載も明らかにしています。

 新型セレナに搭載される技術の詳細についてはまだ発表されていませんが、プロパイロット2.0自体はスカイラインやアリアに先行採用されています。

 これらの先行モデルの事例についてみてみましょう。

 現行型セレナのプロパイロットと、アリアなどのプロパイロット2.0の違いは「ハンズオフドライブ」と「車線変更追い越し支援」のふたつの機能にあります。

 ハンズオフドライブとは、文字通り「手放し運転」のことを差します。

 高速道路においてクルマが車速や車線維持をアシストするのは同じですが、プロパイロット2.0の場合は3D高精度地図データを搭載した専用のカーナビゲーションシステムと連動させているのが大きな違いとなります。

 ナビで目的地のルート設定をおこない、高速道路の本線に入ると作動を開始させます。

 カメラやレーダー、ソナー類による360度のセンシング機能で車線や標識、周辺の車両状況などを判断し、同一車線上でルート走行中に限り、ハンドルから手を放したままドライブを楽しむことができるのです。

 さらに前方車両の速度に応じて、システムが追い越しを提案。スイッチ操作で車線変更をアシストしてくれるのが車線変更追い越し支援機能となります。

 日産ではこれらの技術を総称し、プロパイロット2.0と呼んでいます。

※ ※ ※

 新型セレナに搭載予定のプロパイロット2.0について、アリアなどとまったく同一の機能なのか、あるいはさらに進化しているのか、2022年11月11日時点では一切明らかにされていません。また標準装備なのか、はたまたオプション装備なのかについても不明です。

 いずれにせよ、先行してフルモデルチェンジ済みのライバル車、ノア/ヴォクシーやステップワゴンに対してもまた大きなアドバンテージとなりそうな先進装備といえるでしょう。正式発表が待たれるところです。

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