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最新の運転支援システムを気軽に疑似体験できる! スバル独自の「VRアイサイト」がスゴい!

くるまのニュース / 2022年11月25日 13時10分

スバル車の多くに運転支援システム「アイサイト」が装着されていますが、購入前にその機能を実体験できる機会はあまりありません。しかしスバル販売店では、「VRアイサイト」で疑似体験することが可能。一体どんなものなのでしょうか。

■「VRアイサイト」って一体ナニ?

「アイサイト(EyeSight)」といえば、スバルを代表するテクノロジーのひとつとして、多くのスバル車に搭載されている運転支援システムです。

 しかし、スバル車のユーザーを除けば、実際にアイサイトの機能を体験したことがある人は多くないかもしれません。

 その一方で、これからスバルのクルマを買おうとしている人のなかには「アイサイトでどんなことができるのかをしっかり確認してからスバル車を買いたい」と考えている人もいるでしょう。

 ひとくちにアイサイトといってもその機能は多岐にわたりますから、それをウェブサイトやカタログで理解するのは簡単なことではありません。

 たとえば、プリクラッシュブレーキ(前方の車両などと接触しそうになるとブレーキをかけてぶつかるのを防いだり、衝突被害を軽減する機能)など、アイサイトの一部機能は各地で体験イベントなどをおこなうこともあるので、それに参加すれば実際に試すことも可能です。

 しかし思い立ったときに販売店などで気軽に体験できるわけではありません。

 そこで「もっと気軽にアイサイトの機能を体感する方法はないのか?」と考えて生まれたのが「VRアイサイト」です。

 VRアイサイトはクルマに備わる機能ではなく、スバルの販売店で試すことができるというもの(実施店舗はスバルの公式サイトに掲載)。

 VRとは「バーチャルリアリティ(仮想現実)」のことですが、VRアイサイトではVRゴーグルをかけ、そのなかを流れる映像でアイサイトの先進安全技術を「仮想体験」することが可能です。

 VRということで、顔の向きを変えれば映像のなかで視界が動き、実際にクルマに乗っているような感覚でさまざまなアイサイト機能の疑似体験ができる、スバル独自のツールというわけです。

 どのようなことが疑似体験できるのかというと、まずは「新世代アイサイト」を代表する機能として、見通しの悪い交差点などで発生するヒヤっとする状況において、アイサイトがどう効いて事故を防いでくれるかを仮想体験して知ることができます。

 つい見落としてしまった対向車や歩行者を車両が検知し、ブレーキをかけて接触を防いでくれたり、先進の運転サポート機能であるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)による自動車専用道路での追従走行や車線維持支援機能など、実際に体験してみないとわかりにくい機能も、VRで体感すればイメージしやすいというわけです。

 さらにVRアイサイトのポイントは、体験会や公道ではなかなか試すことができない機能まで試せることでしょう。

 たとえば「ドライバーの異常を検知するとクルマが自動的に停車する」という機能(ドライバー異常時対応システム)は、緊急時の最終手段であり、最後には車線上で停止するために公道では試せませんが、VRならその機能をしっかりと確認できるのです。

 実はこういったいわゆる「ヒヤリ・ハット」事例、そしてドライバーが意識を失うなど「実体験できない機能を体感してもらう」というのがVRアイサイトの大きな狙いという訳です。

 プリクラッシュブレーキをはじめ多くの安全機能を実車で体験するには大掛かりな準備が必要ですし、ACCをはじめとする自動車専用道路での運転支援機能は条件が許せば実車試乗で試すことも可能ですが、そうした道路が販売店の近くにあるとは限らず、試乗時間が長くなってしまうといった課題も。

 また、自動車専用道路で高度な運転支援をおこなう「アイサイトX」の、約50km/h以下の渋滞時にハンズオフ走行(手放し走行)できる機能は、実際に渋滞が発生していないと試せるものではありません。このように実車での体験が難しいような機能も、VRアイサイトであれば短時間で気軽に体験できてしまいます。

■アイサイトの機能を多くの人に理解してもらうための工夫も

 そしてもうひとつ、VRアイサイトの大きなポイントとして、VR体験とすることで機能が分かりやすく学べることが挙げられます。

 事故を防止する機能もACCのように運転をサポートする機能も、カタログなどで文字を読むだけではイメージしづらいのは否めません。

ゴーグルを装着するだけで気軽にVRアイサイトが体験できるゴーグルを装着するだけで気軽にVRアイサイトが体験できる

 しかし、仮想空間で体験すれば文字を読むよりもずっと機能を理解しやすいのはいうまでもないでしょう。

 開発にあたっては「わかりやすいことをもっとも重視した」と担当者はいいます。

 たとえばアイサイトが作動する際に、実際にはメーターの一部などが青くなるのに対してVRアイサイトでは画面全体が青くなるなど状況を理解してもらいやすくするような工夫をおこなっています。

 VRアイサイトの目的は、アイサイトの機能を多くの人に理解してもらうことです。

 これからスバルの新車を買おうという人が体験すると、アイサイトへの理解がより深まること確実でしょう。

 また、自身の所有するクルマにアイサイトが備わっているスバル車ユーザーのなかにも、その機能について完全に理解していなかったり、またアイサイトの進化で追加された機能を知りたいという人も少なくないでしょう。

 そういった人も、点検や整備などでディーラーを訪れたついでにVRアイサイトを体験してみるのも良いかもしれません。もちろん、体験は無料です。

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