大型デジタルメーターが未来感スゴい! トヨタ新「RAV4」最新マルチメディア搭載! 豪で登場
くるまのニュース / 2022年11月25日 19時10分
オーストラリアでトヨタ「RAV4」の改良モデルが発表されました。どのようなところがアップデートされたのでしょうか。
■最新のマルチメディアシステムを搭載
トヨタのオーストラリア法人は2022年11月22日、「RAV4」の改良モデルを発表しました。
今回のRAV4の改良では、コンパクトSUV「カローラクロス」に搭載された最新世代のマルチメディアシステムを搭載し、一部のモデルでタッチスクリーンディスプレイのサイズも拡大しています。
新型のマルチメディアシステムは、運転席側に配置されたショートカットボタンと、スマートフォンやタブレット端末のように豊富な情報を分かりやすく表示するふたつのパネルにより、機能性が向上。有線式のAndroid Autoに加え、ワイヤレス式のApple CarPlayにも対応しました。
エントリーグレードの「GX」「GXL」では、従来と同じ8.0インチタッチスクリーンディスプレイを搭載しますが、上級グレードの「XSE」「クルーザー」「エッジ」では10.5インチの大型ディスプレイへと変更。
マルチインフォメーションディスプレイは、GXとGXLは4.2インチから7.0インチに、XSE、クルーザー、エッジは12.3インチのフルワイドデジタルメータークラスターディスプレイに変更され、マルチメディアと連動した改良が施されています。
とくに12.3インチのメーターは、4種類のビジュアルデザインと3種類のレイアウトから好みに合わせて選べるなど、さまざまなカスタマイズが可能となりました。
加えて、安全性と利便性に優れたさまざまな機能を持つ、「Toyota Connected Services」全車標準搭載され、コネクティッドサービスは、内蔵のデータ通信モジュール(DCM)を使って、車両の遠隔監視や緊急時の支援、車両のソフトウェアを無線で更新する機能などが提供されます。
また、スマートフォンアプリ「myToyota Connect」では、ドアや窓の施錠・開閉、航続距離や燃料残量、車両位置など豊富な車両情報にアクセスでき、ユーザーが車両操作を忘れても通知でオーナーに知らせることが可能になりました。
さらに、路上での衝突を検知した場合、自動的に緊急サービスへ通知する機能を追加。SOSボタンを使って、手動で緊急サービスとの通話を開始することも可能となったほか、車両位置情報サービスは、盗難に遭った際に当局が車両を発見するために利用することもできます。
安全面では、交差点での乗員保護と路面からの視認性を高めるプリクラッシュシステムを拡充するなど、アクティブセーフティ性能を強化。
交差点右折時、対向車と交差点左右の対向歩行者を検知し、音声による警告と必要に応じて自動ブレーキをかける「交差点右折支援機能」や、緊急ステアリングアシストを追加し、障害物を避けながら車線内を走行する回避操舵を安全におこなうことができるようになりました。
加えて、ダイナミックガイドラインを搭載したバックガイドモニターを全車に採用し、デジタルリアカメラの解像度を大幅に向上させたほか、クルーザーとエッジに搭載するパノラミックビューモニターをバージョンアップし、車体下部の地形を合成した画像に車体を透過した画像を重ねて表示するアンダーフロアビューを搭載しています。
機能面での改良として、RAV4のパワーテールゲートの操作性を向上させ、開く時間を1.7秒、閉まる時間を2.8秒短縮し、利便性を高めています。
室内のUSB Type-Aポートはひとつを除いてすべてUSB-Cポートに変更され、すべてのスイッチとディスプレイには白い照明が採用されました。また、天井に設置したふたつのマイクを改良し、自然な音声認識機能を向上させました。
外観の変更として、ガソリン車に夜間走行時の視認性を向上させるLEDプロジェクターヘッドランプを採用。
ボディカラーは全9色が用意され、従来の「クリスタルパール」に代わり、「フロステッドホワイト」が設定されました。
※ ※ ※
オーストラリアにおけるRAV4改良モデルの価格は、3万6550豪ドルから5万5150豪ドル、日本円で約342万円から約517万円(2022年11月24日現在)です。
現地では2022年12月に販売開始されます。
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