「カッコよすぎる」トヨタ新型「プリウス」は「大成功」間違いなし!? 世界から集まる「高評価」と唯一の「懸念点」とは
くるまのニュース / 2022年11月28日 9時10分
2022年11月16日に世界初公開されたトヨタの新型「プリウス」は、そのデザインが素晴らしいと国内外で高く評価されています。果たして新型プリウスは「売れる」のでしょうか。
■トヨタ車のデザインが「大きく変わり始めている!」
トヨタは2022年11月16日、新型「プリウス」を世界初公開しました。
早くも集まる国内外での反響をもとに、今度のプリウスが世界的に成功するのかどうかについて探ります。
デビューしたばかりの新型プリウスのデザインは、さっそく日本で素晴らしい評価を得ています。
確かに、どんな基準を持ってしてもスタイリッシュで魅力的だと筆者(国沢光宏)も思います。
こうなると気になるのが、海外での評価でしょう。
先日おこなわれた発表会はオンライン上で全世界対象に配信されていたこともあり、さまざまな国の人からコメントが付いていました。
読んでいくとビックリします。こんな高い評価を得た日本車は過去に記憶がなく、もはや「大絶賛」といって良いでしょう。
もっとも多いのは「大好き!」という内容です。
たとえば「大好き、大好き、大好き。これこそ私が待ち望んでいたハイブリッド ハッチバックです!」や「私はこのデザインが大好きです! 実車を見てレビューすることを待ちきれません!」といった具合です。
はたまた「新しいプリウスの素晴らしい仕事(ハート×4) 私はこのデザインが大好きです!」とハートを4つ付けている、女性が書き込んだとみられるコメントもありました。
新型プリウスのデザインは、確かにエモーショナルです。クルマとしてのカッコ良さを全て兼ね備えているといって良いでしょう。
ここにきて、トヨタのデザインがガラリと変わったように感じます。
2015年に登場した先代(4代目)プリウスのデザインについて振り返ると、これまた世界規模で「ugly(アグリー:みにくい、不細工な)」といわれていました。
初代からプリウスを4台続けて買った筆者すら、初めて見た瞬間、エビのようにそのままバックして逃げ出したくなったほどです。もはやゲテモノ好きの範疇、といったらいいすぎでしょうか。
考えてみたらトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」も、先代(2代目)のゲテモノ系から、2022年登場の新型シエンタでグッと愛らしいデザインになりました。
高級車「クラウン」だって、先代(15代目)が貧弱なデザインだったのに、新型はフェラーリの最新4ドアSUV「プロサングエ」と同じような世界最先端のデザインになっています。
この数年でトヨタのデザインの方向性が大きく変わったということだと思います。その最新作が新型プリウスなのです。
今のところ、新しいトヨタのデザイン路線は大成功しているといって良いでしょう。
■世界で集まる「高評価!」 しかし唯一にして最大の懸念点とは
海外のコメントを続けましょう。
発表会に寄せられたコメントで「大好き」系の次に多いのは「新しい」というキーワードです。
トヨタ 新型(5代目)「プリウス」のテーマカラーはその名も「マスタード」! シンプルながら「エモい」デザインとの相性もバツグンだ
例えば「美しいトヨタ。新しいデザイン言語が本当に好き!」とか「新しいデザインが大好き! 頑張れトヨタ!」などなど。
またインテリアも好評で「新しいインテリアは素晴らしいですね! これこそが私たちが求めていたハイブリッドカーです」とあります。
確かに新型プリウスのデザインはモダンなテイストです。
街中で新型プリウスを見かけた、と想像してみてください。
一般的にクルマのデザインは「清潔感」が大切だといわれています。街中にあふれたとき、風景に紛れ込むような方向性も重視されます。
日本車で例えると、初代のホンダ「フィット」や、3代目のプリウス、あるいは現行型「ハイエース」などは、たくさん走っていても気になりません。
加えて、新型プリウスを見かけたら、デザインの理想である「美しいモノに接した気分」も味わえるのではないでしょうか。
実際、新型プリウスを買うというコメントも多くみられ「素晴らしいですね! 2005年に2代目プリウスを購入しました。新しいプリウスは2025年の次の新しいクルマになります」といったものから、もっとダイレクトに「これは私の次のクルマになりますね」というものもありました。
こうした多くのコメントをまとめると「微妙にスポーティで、非常にモダンで、優れた空力係数を失わないように工夫されている。そして美しい」となります。
先代プリウスは、誰だって「カッコ悪い」と思ったことでしょう。世界的な規模で厳しく叩かれ、そして世界的な規模で販売台数激減となりました。
しかし新型プリウスの世界的な評価を見ると、ビジネスとしても成功するに違いありません。
こうなると、最近のトヨタに共通する大きな問題を抱えることになるかもしれません。
それは「生産が追いつかない!」ということです。
新型プリウスにとって、唯一にして最大の懸念点といえます。
もし新型プリウスが欲しいと感じたら、とにかく1日でも早く近くの販売店で商談することをオススメしておきます。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
トヨタ新型「スゴいプリウス」登場!? ド迫力エアロ&マフラー採用の「ハイブリッドスポーツ」がスゴい! “トムス仕様”どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年7月30日 11時50分
-
小型ミニバン「シエンタ」「フリード」どっちがいい? 価格や装備がかなり違う!? 「ライバル車」ベストな選び方とは
くるまのニュース / 2024年7月21日 18時10分
-
トヨタ新型「プリウス“クーペ”」に大反響!? ド迫力“ワイドボディ”の「2ドア“ワゴン”」! 2本出しマフラーも超カッコイイ「シューティングブレーク版CG」とは
くるまのニュース / 2024年7月9日 17時10分
-
日産新型「セレナ“ミニ”」登場は? シエンタ&フリード対抗の「小型ミニバン」は? 実はあった「小さな3列車」 ユーザーの声いかに
くるまのニュース / 2024年7月6日 7時40分
-
2024年上半期「“日本一”売れたクルマ」はナニ? 「軽・SUV」人気変わらず!? 「納期長すぎ問題」は解決も「不正」で順位も変動… 販売台数発表
くるまのニュース / 2024年7月4日 19時40分
ランキング
-
1【実食】“進化”にSNS歓喜「最強すぎ」「チーズは正義」! マクドナルド新商品「チーズベーコンポテトパイ」を食べてみた
オトナンサー / 2024年7月31日 21時10分
-
2自動車シートの老舗「RECARO」破産!? SNSは「マジかよ」の声多数 もう製品の入手は無理なのか?
乗りものニュース / 2024年7月31日 9時12分
-
3扇風機は「羽根の枚数」で何が変わる? 多い方が良いのでしょうか?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年7月31日 21時45分
-
4格安ジム「chocoZAP」の「汚い」「マシンの故障も放置」口コミは本当?改善されているのか運営に直撃
女子SPA! / 2024年8月1日 8時46分
-
5「日本での食事に満足」が多数派 訪日外国人の日本食に対する意識調査
OVO [オーヴォ] / 2024年8月1日 15時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください