最新国産コンパクトSUVの新型車「カラバリ」は全9色も! アースカラーから「オトナ色」まであるスバル「レックス」
くるまのニュース / 2022年12月12日 21時10分
スバル初のコンパクトSUV「REX(レックス)」が2022年11月11日にデビューしました。手ごろなサイズや価格の安さに加え、カラーバリエーションの豊富さも注目のポイントです。
■2トーン2色を含めた全9色のラインナップ
2022年11月11日、スバルは新型「REX(レックス)」を発表しました。同社初となるコンパクトSUVモデルです。
100万円台から選べるリーズナブルさに加え、全9色も用意される多彩なカラーバリエーションも見ものです。
レックスはこれまでスバルが軽自動車に長く使用していたネーミングでした。
1972年、それまでの「R-2」を受け継ぐ格好でデビューして以来、1992年に生産を終えるまで、3世代に渡り続いたものです。
その絶版から30年後、突如としてコンパクトSUVに復活したというニュースに対し、SNS上でも古いスバルファン(スバリスト)を中心に「懐かしい」「昔乗ってた」「軽じゃないのか」といったコメントの数々が寄せられており、その衝撃ぶりが伝わってきます。
スバルは軽自動車から始まったメーカーでしたが、近年は自社での軽自動車開発と生産を止め、ダイハツからのOEM供給に切替えられました。
乗用車に専念したスバルは現在、特に北米市場を中心に人気の高いSUVを販売のメインに展開を図っています。
SUVは世界的にみても人気が高く、大小さまざまなサイズのモデルが各国のメーカーから発売されていますが、こと欧州や日本を中心に、近年コンパクトSUVクラスの市場が拡がっている現状があります。
ところが北米をメイン市場と捉えるスバルには小型SUVがラインナップされていなかったことから、軽自動車などと同様に、ダイハツからOEM供給という手段をとりました。
ベースはダイハツのコンパクトSUV「ロッキー」です。
同モデルはトヨタ向けにも「ライズ」として提供されており、これで3兄弟モデルとなりました。
新型レックスは、1.2リッター自然吸気エンジンと前輪駆動の設定のみとし、スバルが得意とする4WDモデルは用意されません。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmと非常にコンパクトで、都市部などでも扱いやすい5ナンバー枠に収まります。
1トン未満に抑えられた軽量ボディを活かし、カタログ燃費は20.7km/L(WLTCモード燃費)と非常に低燃費。
グレードは「G」(182万円)と「Z」(217万1000円)の2タイプで、手ごろな価格帯となっているのも魅力といえます。
そんな新型レックスは、全9色のカラーバリエーションをラインナップしています。
そのうち2トーンは2色。モノトーンは7色となっています。
流行りのアースカラーである「ナチュラルベージュマイカメタリック」や「スムースグレーマイカメタリック」を用意する一方で、華やかで元気あふれる黄色「マスタードイエローメタリック」や、質感も高いオトナカラーの「ファイアークオーツレッドメタリック」など、カラーによってずいぶんと印象が変わるのも面白いところです。
※ ※ ※
兄弟車のロッキーやライズには「e-SMART HYBRID」と呼ばれるハイブリッドモデルが設定されていますが、いまのところこちらは4WD同様に未導入となっています。
100%モーター駆動でエンジンは発電専用としたシリーズ式ハイブリッドを採用。小型軽量なシステムを特徴としており、カタログ燃費も28.0km/L(WLTCモード燃費)とコンパクトSUVでもクラストップレベルの低燃費性能を誇ります。
新型レックスも売れ行き次第では追加導入があるかもしれず、期待したいところです。
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