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日産新型「セレナ」に約480万円の「超豪華グレード」登場! 最上級モデル「ルキシオン」の特徴は

くるまのニュース / 2022年12月9日 19時10分

日産は新型「セレナ」を2022年11月28日に発表。なかでも今回特徴のひとつに、新グレード「ルキシオン」が設定された点が挙げられます。どういった特徴があるのでしょうか。

■最上級グレード「ルキシオン」の特徴は

 日産は2022年11月28日、ミニバンの新型「セレナ」を発表しました。

 なかでも今回新グレードとして「LUXION(ルキシオン)」が設定されましたが、どういった特徴があるのでしょうか。

 セレナは初代モデルが1991年に登場し、それから30年もの間家族のためのミニバンとして、ファミリー層を中心に高い支持を得てきました。

 6年ぶりに登場した6代目新型セレナは、初代から受け継がれる「BIG」「EASY」「FUN」のコンセプトに代表される室内空間の広さや利便性はそのままに、移動時の快適性を追求。

 さらに最上級グレードに「e-POWER LUXION(ルキシオン)」が新設定されています。

 新型セレナのエクステリアは、従来のセレナでは日産を象徴するVモーションが採用された力強いフロントグリルが特徴的でしたが、新型セレナでは、上質でモダンな要素を取り入れたデザインに進化。

 またすべてのランプをLED化し、先進性と美しさを徹底追及したデザインとなりました。

 e-POWERルキシオンについては、ヘッドライト横の「フェンダーフィニッシャー」をガンメタリック塗装(ダークサテン)とするなど、細部の処理でさりげなく差別化を図っています。

 インテリアは、運転席の視界を遮る凹凸を減らし、視界が開けてスッキリとしたデザインに。これにより運転のしやすさの向上が図られました。

 なおe-POWERルキシオンの座席シートにはブラックカラーの合皮が用いられ質感を向上。さらにセカンドシートにはキャプテンシートが装備されます。

 また特徴のひとつに、日産として初めて、スイッチタイプの電制シフトを採用。スッキリとした見た目と分かりやすい操作性を実現しています。

 走行面では、室内の静粛性と運転の快適性を実現する新開発のe-POWER専用エンジンと組み合わせた第2世代「e-POWER」が新たに搭載されています。

 エンジンの作動音を抑制するほか、パワフルで気持ちの良い加速性能を実現しました。

 さらに、第2世代e-POWERと高剛性サスペンションが車体の動きをなめらかにし、新開発のシートが車体の揺れの伝達を抑え、クルマ酔いにつながる頭の急な揺れを抑制。

 このようにさまざまな最新技術が搭載されたことで、新型セレナはこれまで以上に日常使いから長距離まで幅広いシーンで利用可能なミニバンに進化しました。

 そしてe-POWERルキシオンのみに備わるもっとも大きな特徴として、先進運転支援システム「プロパイロット2.0」が標準装備された点が挙げられるでしょう。

 これは他の新型セレナシリーズでは選択することができない高機能な専用装備となります。

 プロパイロット2.0は、ナビゲーションで目的地を設定し、高速道路の本線に合流するとナビ連動ルート走行を開始。

 車線変更をともなう追い越しや分岐など、ルート上にある高速道路の出口まで走行を支援するほか、同一車線内ハンズオフ機能も備わります。

 そんな新型セレナの最上級グレード、e-POWER ルキシオンの価格は、479万8200円です(消費税込み)。

 他の新型セレナシリーズについては、ガソリンモデルが276万8700円から326万9200円、e-POWERモデルが319万8800円から368万6100円となっています。

 プロパイロット2.0が搭載され、さらに他グレードではオプションとなる高価なカーナビや、「SOSコール機能付プロパイロット緊急停止支援システム」、「プロパイロット リモートパーキング」など数々の新機能も標準化されるとはいえ、e-POWERルキシオンは群を抜いて高価なモデルであることもわかります。

※ ※ ※

 なお新型セレナ e-POWER車の発売は2023年春頃の予定です。

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