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トーヨータイヤがフラッグシップタイヤ「プロクセス」の新商品2種を2023年国内発売へ

くるまのニュース / 2022年12月6日 13時10分

トーヨータイヤがプレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2」およびプレミアムコンフォートタイヤ「PROXES Comfort II s」を日本市場へ投入します。「PROXES」は同社のグローバル・フラッグシップブランドです。

■プレミアムなスポーツモデルとコンフォートモデル

 トーヨータイヤは2022年12月2日、同社のグローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES(プロクセス)」シリーズにて、プレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2(プロクセス スポーツツー)」およびプレミアムコンフォートタイヤ「PROXES Comfort II s(プロクセス コンフォートツーエス)」の日本市場投入を発表しました。

「PROXES Sport 2」はいわゆるスポーツタイヤで、非対称のトレッドパターンとコンパウンドを採用することによって機能の分担を図り、ブレーキ性能とハンドリング性能を効果的に向上させたといいます。

 トレッド部の内側のコンパウンドには、ゴムの柔軟性に寄与するシリカを均一に分散し、これにより路面の凹凸にタイヤがしなやかに接地し、ウェット、ドライ双方の路面でのグリップ性能が向上したとか。一方で外側のコンパウンドには、シリカの分散を制御することでゴムの剛性を確保したとも。

 また、構造設計ではサイド部のたわみを最適化する新プロファイル形状を採用することで、レーンチェンジやコーナリングの際にタイヤの変形が抑制され、ウェット路面、ドライ路面でのハンドリング性能の向上に寄与しているそうです。

 トーヨータイヤはPROXES Sport 2について、「当社は、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される耐久レースをはじめとするモータースポーツへの参戦を通じて、過酷な条件の中から得た知見を商品開発へフィードバックしています。このたび発売するPROXES Sport 2はこうした経験を生かし、スポーツタイヤに求められるハンドリング性能とブレーキ性能を高次元で実現させたプレミアムスポーツタイヤです」としています。

 一方の「PROXES Comfort II s」は、タイヤの内側と外側で最適な非対称パターン設計を施すことで、タイヤパターンに起因して発生するノイズの騒音エネルギーを従来品(「PROXES C1S」)比で22%低減、快適な車内空間を提供する高い静粛性を確保したといいます。

 また、トレッド部に配置したブロックの剛性を向上させることにより操縦安定性を向上させ、レーンチェンジの時などにおけるふらつきを抑制し、上質な乗り心地と操縦安定性の両立を図ったそうです。

 さらに低燃費コンパウンドを開発、採用し、加えて新シリカ分散剤を採用することで、転がり抵抗の低減、ウェット性能および耐摩耗性能の向上に効果を発揮するシリカをより均一に分散させ、これらの性能を高次元で最適化したとのこと。なお、この新シリカ分散剤には「持続可能なモビリティライフの実現」をめざすトーヨータイヤの方針に沿って、天然由来のサステナブル素材を使用しているといいます。

 なお、いずれもパターン設計にあたっては独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE」を、材料開発にあたってはトーヨータイヤの材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を活用しているとのことです。

「PROXES Sport 2」は18インチから20インチまでの全23サイズで2023年2月、「PROXES Comfort II s」は15インチから21インチまでの全39サイズで同年3月の発売を予定しています。

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