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プリウス顔のトヨタ新型「コンパクトSUV」お披露目! “近未来”内装がオシャすぎる「bZコンパクトSUV」欧州初公開! 2026年までに“bZシリーズ”まだまだ出る?

くるまのニュース / 2022年12月6日 20時10分

トヨタの欧州法人は12月5日、コンセプトカーとなる新型「TOYOTA bZ Compact SUV Concept」を欧州初公開しました。

■四角形に近い異型ステアリングを装備

 トヨタの欧州法人は12月5日、バッテリーEV(BEV)のコンセプトカー「TOYOTA bZ Compact SUV Concept」(以下bZコンパクトSUV)を欧州初公開しました。

 このクルマは、2022年11月17日にも米国で初披露されたモデルですが、どのようなクルマなのでしょうか。

 トヨタは2022年に電動SUVの「bZ4X」を世界各地へ投入し、10月には中国のユーザーに向け現地で開発したセダンタイプの「bZ3」を発表しました。

 これらを含めたトヨタのBEV専用ブランド「TOYOTA bZシリーズ」のなかで、bZコンパクトSUVは、欧州で最も大きなセグメントであるC-SUVセグメントに位置づけられます。

 他のbZシリーズと同様に新しいフルバッテリーの電気自動車です。

 このクルマのデザインは、フランスにある「Toyota European Design and Development」でおこなわれました。

 そのエクステリアは、エアロダイナミクスを追求されたフォルムをしており、タイヤがボディの四隅に寄ったアグレッシブなスタンスで、止まっていても動いているかのような未来的なデザインです。

 また、ショートオーバーハングとスイープバックアングルにより、先進技術車としての存在感を示すとともに、絞り込まれたキャビンデザインにより、低抵抗で俊敏な外観を実現しています。

 エッジの効いたスタイリングはインテリアにもおよび、プレミアムな仕上げで個性的な外観を実現しています。また、Beyond Zeroのテーマに沿って、植物由来の素材やリサイクル素材を使用したシートなど、環境に配慮したデザインも盛り込まれています。

 車載パーソナルアシスタントは、オーディオとビジュアル照明の合図でドライバーや同乗者とクルマをつなぎ、フロントまたはリアの同乗者のリクエストやコマンドに応えてキャビンを動き回ります。

 ボディサイズは、全長4538mm×全幅1888mm×全高1560mmと国内で販売されているトヨタ「RAV4」と「カローラクロス」の中間くらいの街中でも扱いやすいサイズに収まっています。ホイールの大きさは21インチと公開されました。

※ ※ ※

 トヨタの欧州法人はbZコンパクトSUVについて以下のように発表しています。

「トヨタは、bZシリーズを通して、高度な代替燃料とゼロエミッションのパワートレイン技術を備えた製品ポートフォリオを実際に導入することで、カーボン ニュートラルが達成される未来を思い描いています。

 ヨーロッパでは、トヨタは2026年までにbZブランドを搭載した6つのモデルを導入する予定です。電動化された製品の多様なポートフォリオは、2050年までにカーボン ニュートラルという世界的な目標に向かってトヨタを推進するのに役立ちます」

 bZシリーズは前述の通り、bZコンパクトSUVを含めても3台しか公開されておりませんので、2026年までに少なくともさらに3台のクルマが登場するようです。今後の動向から目が離せません。

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