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トヨタ新型「シエンタ」販売好調! ライバルのホンダ「フリード」とどう違う? 「オシャ」な内装を比較

くるまのニュース / 2022年12月21日 21時10分

コンパクトミニバンのトヨタ「シエンタ」が2022年8月にフルモデルチェンジし、好調な滑り出しとなっていますが、そんななかでも根強い人気を誇るライバルのホンダ「フリード」との違いについて紹介します。

■コンパクトだからこそ気になる「室内の広さ」を徹底比較!

 2022年8月23日にフルモデルチェンジを実施したトヨタのコンパクトミニバン、3代目「シエンタ」が好調な滑り出しをみせています。
 
 対するライバルのホンダ「フリード」も、デビュー6年ながら引き続き善戦していますが、2モデルの違いはどこにあるのでしょう。ユーザーにもっとも密接な「内装」まわりと「室内の広さ」を中心に比較します。

 2022年12月6日に発表された一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)調べによる新車販売台数の発表では、新型シエンタは11月度に1万178台を販売し、軽自動車を除く順位では4位にランクインするなど、デビュー以来好調な売れ行きを示します。

 新型シエンタは、3列シートの7人乗り仕様に加え、2列シートの5人乗り仕様が設定され、1.5リッターガソリンエンジン車と、同ハイブリッド車を用意。ガソリン車はFFのみで、ハイブリッド車にはFFと4WD(E-Four)を設定しています。

 ボディサイズは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mmで、ホイールベースは2750mmです。

 先代の2代目シエンタと比較すると、全高だけ20mm高くなったほかは、全長、全幅、ホイールベースとも共通の寸法で、新旧ほぼ同様の扱いやすい5ナンバーサイズを受け継いでいます。

 しかしプラットフォームは最新のTNGAに刷新されたことにより、同じ寸法のなかでもペダルやシート位置などがすべて見直され、とくに後席の足元空間を拡大させました。

 前席(1列目)と2列目席間の距離(前席シートから後席シートのヒップポイント間)は先代比で80mmプラス。最大1000mm確保しています。

 外観も、先代がシャープでスポーティだったのに対し、新型はスクエアな形状に。見かけのかわいらしさだけでなく、20mm高くなった全高とあわせ、小さいながらさらに空間効率を高めています。

※ ※ ※

 迎え撃つホンダのフリードは、現行型(2代目)が2016年9月に登場。前出の自販連データでは、11月度の販売台数は5118台(12位)ですが、デビューから丸6年が経過していることを考えれば、いまも根強い人気で善戦しているといえるでしょう。

 こちらも1.5リッターガソリン車と、1.5リッターハイブリッド車を設定。それぞれFFと4WDが用意されています。

 シートレイアウトは、シエンタ同様に3列シート仕様と2列シート仕様があります。

 3列シート車は、2列目をキャプテンシートとした6人乗り仕様と、2列目をベンチシートにした7人乗り仕様があり、2列シート/5人乗り仕様の「フリード+(プラス)」は、3列目席の代わりに荷室を拡大したものです。

 ボディサイズは全長4265mm×全幅1695mm×全高1710mmで、ホイールベースは2740mmです。

 新型シエンタより背が高く、外観も四角さを強調することから実寸以上に大きく映り、外からも広さが感じられます。

■デビュー6年のフリードがいまなお善戦中の理由とは

 新型シエンタとフリードのボディサイズを比べると、フリードのほうが全高で15mm高い以外、全長と全幅はほぼ同寸法です。

 ただし室内寸法の数値では、いくつかの特徴がみられます。

ホンダ「フリード」は幅広いラインナップを揃えているのも大きな特徴です[写真はクロスオーバーモデル「フリード CROSSTAR(クロスター)」]ホンダ「フリード」は幅広いラインナップを揃えているのも大きな特徴です[写真はクロスオーバーモデル「フリード CROSSTAR(クロスター)」]

 新型シエンタの室内寸法が長さ2545mm×幅1530mm×高さ1300mm(3列シート/FF)なのに対し、フリードの室内寸法は、長さ3045mm×幅1455mm×高さ1285mm(ガソリン/3列シート/FF)と、室内長でフリードが優位に立ちます。

 地上から後席スライドドア部分の床面までの高さは、新型シエンタの330mmに対し、フリードは390mmと少し高め。

 新プラットフォームによる高効率化が功を奏したのか、室内幅や室内高は低床な新型シエンタが優位ですが、フリードでも十分な室内高が確保されています。

 2モデルへ実際に乗り比べてみると、共通点もみられます。前席の前に拡がるインパネまわりの形状がシンプルな直線基調で、かつ圧迫感を抑えたレイアウトとされているところです。

 共に広い前方視界が確保されており、ボディの小ささを感じさせません。

 またシエンタ、フリードともに、カジュアルなシート生地や内装素材を効果的に用いながら、感度の高い若いファミリー層からも好感をもたれるオシャレな印象を与えています。

※ ※ ※

 フリードはノーマルボディのほか、クロスオーバースタイルの「CROSSTAR(クロスター)」や、走行性能を向上させたカスタムコンプリートカー「Modulo X(モデューロエックス)」など、豊富なバリエーションを誇ります。

 さらに5人乗りのフリード+は、単に3列目席(サードシート)を取り除いただけではなく、荷室空間全体のレイアウトから床面まですべて見直されており、広くて四角い荷室が自慢です。

 こうした多彩なラインナップによる選択肢の多さも、フリードが根強い人気を集める理由といえそうです。

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