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2700万円超!? 超豪華な「オフロード別荘」落札! メルセデス・ベンツの仰天キャンピングカーとは

くるまのニュース / 2022年12月13日 21時10分

Cars and Bidsは、アメリカやカナダにあるクルマを競売にかけるオークショニア。同サイトで2022年10月に2021年式メルセデス・ベンツ「スプリンター」が出品され、20万ドル(日本円換算で約2740万円)で落札されました。

■2700万円超えで落札されたメルセデス・ベンツの「オフロード別荘」ってどんなクルマ?

 Cars and Bidsは自社が運営する同名のオークションサイトで、アメリカやカナダにあるクルマを競売にかけるオークショニアです。

 2022年10月、メルセデス・ベンツ「スプリンター」が出品され20万ドル(日本円換算で約2740万円)で落札されましたが、どのような車両なのでしょうか。

 スプリンターは、1995年から現在まで生産・販売の続いているメルセデス・ベンツの商用車で、主に欧州やアジア、南アメリカなどで販売。米国では「ダッジ」ブランドでも販売が行われています。

 過去には日本国内にも「トランスポーターT1N」の名称で輸入・販売されていたこともありましたが、現在では日本における商用車の正規輸入販売からは完全に撤退しています。

 ボディタイプは大柄な4ドアと5ドアのウォークインバンを中心に、2ドアのピックアップタイプやミニバスタイプも用意され、日本で例えるなら、大きさは異なるもののトヨタの「ハイエース」に近い存在の商用車シリーズとして扱われています。

 また、この大きな車体や豊富なボディタイプを活かして「救急車」や「キャンピングカー」など様々な特装車として用いられているところもハイエースと共通する点で、国は違えど似通っている箇所が多いのは面白いところです。

 車体サイズは仕様によって異なり複数サイズ用意されますが、最もコンパクトな仕様でも全長は約5200mm×全幅約2000 mm×全高約2300 mmと、国産車では最大級となるトヨタ「グランエース」を超えるサイズ感を備えます。

 これが最も大きな仕様「L4」になるとその全長は約7400mmにも到達し、もはや一般的な乗用車のレベルを超えて国内ではライバル不在の巨体を誇ります。

 今回落札されたスプリンターもそんな広々としたボディの持ち主です。

 最高出力188馬力、最大トルク325lb・ftの3リッター V型6気筒ターボディーゼルエンジンを搭載し、7速AT、AWD(四輪駆動)と組み合われ、大柄な車体を力強く走らせます。

 外装色はメルセデス・ベンツ純正色のオブシディアンブラックメタリック。

 悪路走破性を高めるオフロードタイヤとサスペンションを装備し、ルーフに搭載したラックや補助灯も備えたこともあり、迫力のある外装となっています。

 一方インテリアは、茶色の本革張りのシートやソファ、クルミ材やサクラ材で作られた豪華な家具などが用意され、もはやペンションのような落ち着いた雰囲気で、ハイクラスの別荘の一室を思わせます。

 車内の装備もまさに別荘と呼べるもので、ベッドやシンク、トイレ、冷蔵庫に加えてシャワーやストーブまで備える豪勢なもの。さらに屋根には停車中に展開が可能な12枚以上のソーラーパネルを装備しており、宿泊に必要な電力を自家発電で補う事が可能です。

 この個体の走行距離はわずか1300kmで、しかもワンオーナーで事故歴もなく、ほとんど未使用と言っても過言でないキレイな状態です。

 出品地域はアメリカ・ミズーリ州スプリングフィールドの北東にある都市のストラフォードです。

 オークションサイトでは133枚の画像や動画とともに本車両は掲載されており、かなり詳細に確認することができます。

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