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丸目のレトロ感ヤバい! スズキの軽トラ「キャリイ」を昭和に“イメチェン”するキット発売 約26万円から

くるまのニュース / 2022年12月13日 13時40分

スズキの軽トラック「キャリイ」をベースに昭和レトロ感を演出したコンプリートカーとフロントフェイスキットが2022年12月12日に発売されます。どのような商品なのでしょうか。

■現行「キャリイ」が昭和レトロな軽トラに!?

 クルマのエアロパーツやキットカーなどのデザイン制作をおこなう埼玉県所沢市の夢久(ムーク)は、スズキの軽トラック「キャリイ」のフロントフェイスを昭和レトロ風に演出する「キャブ(Cab)」コンプリートカーとフェイスキットを発売します。

 ムークのキャブは、スズキの軽トラック「キャリイ」のフロントフェイスを1969年に登場したマツダ「ポーターキャブ」を思わせるレトロなデザインとしたものです。

 開発の経緯は、従来商用ニーズがほとんどであった軽トラが、趣味やDIYなど一般のニーズにおいても増加しているなか、「軽トラで買い物は嫌だ」というユーザーからの声をヒントに、軽トラが可愛くならないかを考えて生まれたと説明します。

 フェイスキットのデザインはポーターキャブ(マイナーチェンジ後)のフロントフェイスをオマージュしており、大きな丸いヘッドライトとその周りをかこみ左右でつながった形状の黒いライトベゼル、控えめな形状のフロントバンパーが特徴となっています。

 取付けは容易にできる設計となっており、車検は検査場に持ち込んでもそのまま通る設計だといいます。フェイスキットの内容はFRP製のフロントマスクにライトベゼル、フロントバンパー、IPF製5インチヘッドライト、ウィンカー、サイドマーカー、配線がセットになっています。

 キットの価格(消費税込)は25万8500円となっており、新車のキャリイから製作しカラーの変更などもおこなえるコンプリートカーも設定されます。

※ ※ ※

 ポーターキャブは、1969年に発売されたキャブオーバータイプの軽トラックです。マイナーチェンジ後はフロントフェイスの加飾が変わり、まるで動物の「パンダ」を思わせる可愛らしいデザインとなったことが特徴です。

 なお、ポーターキャブは一度もフルモデルチェンジがおこなわないまま1989年に生産を終了し、スズキからOEM供給された「スクラム」が後継車となっています。

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