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首都高「魔の本線カーブ」3選 本線なのにほぼ直角「R=85m」 襲い掛かる連続分岐合流と曲線と勾配の合わせ技

くるまのニュース / 2023年1月6日 6時10分

市街地の限られた空間をクネクネと走る首都高速の中から、特に注意を要する本線の“魔のカーブ”を3か所紹介します。

■カーブは減速必須

 東京都心のビルの合間をぬうように走る首都高速は、急カーブや急勾配、頻繁な分岐・合流の多いのが特徴です。

 今回はこの中でも、特に注意を要する本線の“魔のカーブ”を3か所紹介します。

●参宮橋カーブ(4号新宿線)

 4号新宿線の「参宮橋カーブ」は、上り線だと旋回半径(R)88mの急カーブを左に曲がった直後に7%の下り坂が待っています。

 最高50km/hの速度制限がありますが、特に雨の日に、カーブを曲がりきれずに側壁に接触する事故が多発しています。

 また、カーブに隣接して上り線の場合、代々木入口や代々木PAがあり、「左急カーブ→入口合流→PA分岐→右急カーブ→PA合流→左カーブ」が短い区間に連続して存在。スピードを抑えて慎重に走りましょう。

●熊野町JCT(5号池袋線)

 5号池袋線とC2中央環状線が接続する熊野町JCTは、5号線の本線がくの字に曲がるように急カーブを描いています。

 上下線が2階建てに重なっている構造で、下段を走る下り線では、2008年に急カーブを曲がり切れなかったタンクローリーが横転して側壁に衝突。そして炎上して高架橋にも損傷を出し、復旧まで2か月余りを要した事故がありました。

 ここは旋回半径85mの右急カーブで、曲がった直後にはC2本線の合流が控えています。最高速度は50km/hです。

 上段を走る上り線は、下段の下り線と比べると見通しはやや良いもののカーブは同じく半径85mで、直後に下り坂と北池袋入口の合流が控えています。

 上下線とも、急カーブの注意喚起標識や赤いカラー舗装が見えてきたらアクセルを緩めて十分に減速してからカーブへと進入することが大切です。

●竹橋JCT~神田橋JCT間(C1都心環状線)

 C1都心環状線の北側にあたる竹橋JCTから神田橋JCTにかけての区間は、急カーブこそありませんが、道路が右へ左へと蛇行するように曲がっている区間です。

 距離はわずか1kmほどですが交通量は多く、この短い区間に竹橋JCT・神田橋出入口・神田橋JCTの分岐と合流が連続します。

 カーブに合わせてハンドルを左右に切ながら、周囲のクルマの頻繁な分岐・合流・車線変更に注意を払うことになるという、なんとも神経を使う区間です。

 不慣れなうちは、あらかじめ道路地図を見て予習をしたり、別のルートを通ったりするのも良いかもしれません。

※ ※ ※

 首都高は、この3か所のほかにも走行に注意を要するカーブが多数存在。本線はもちろん、JCTや出入口でもスピードを抑えて慎重に走る必要があります。

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