ホンダが「新型SUV」の登場控える!? CR-Vより大きな「アヴァンシア」&「UR-V」の新デザイン判明! 中国でお披露目か
くるまのニュース / 2022年12月19日 14時10分
ホンダが中国で展開しているSUV「アヴァンシア」と「UR-V」がマイナーチェンジを控えていることがわかりました。どのような変更があるのでしょうか。
■新型「アヴァンシア」と新型「UR-V」がマイナーチェンジ間近?
ホンダが新型「アヴァンシア」と新型「UR-V」の発表が控えていることがわかりました。
ホンダのスタイリッシュSUVとなる新型アヴァンシアと新型UR-Vとは、どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダの中国専売のSUVとなるアヴァンシアとUR-Vがマイナーチェンジを控えていることがわかりました。
この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトです。
工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが中国国内で製造する新型モデルを正式発表する前に、その情報を工信部に届け出る必要があります。
今回判明したのはホンダの中国専売車「アヴァンシア」と、その姉妹車「UR-V」のマイナーチェンジモデルです。
アヴァンシアという車名といえば日本では1999年から2003年まで販売されていたステーションワゴンを思い浮かべる人もいるかもしれません。
現在、アヴァンシアは中国でミドルサイズSUVとしてその車名が復活、2016年より販売されています。
アヴァンシアは広州汽車との合弁「広汽ホンダ」が、UR-Vは東風汽車との合弁「東風ホンダ」が製造・販売を展開。
トヨタやホンダなど中国に複数の合弁会社を持っている自動車メーカーは、それぞれの会社で別のデザインと車名を与え、同じ車を姉妹車の関係でリリースすることが一般的です。
アヴァンシアとUR-V以外にも、中国市場では「インスパイア/アコード」、「XR-V/ヴェゼル」、「エンヴィクス/クライダー」、「CR-V/ブリーズ」、「シビック /インテグラ」、「ライフ/フィット」、「エリシオン/オデッセイ」、「e:NS1/e:NP1」などを、それぞれ東風ホンダ/広汽ホンダで展開しています。
それぞれのボディサイズは、アヴァンシアが全長4858mm×全幅1942mm×全長1675mm。一方のUR-Vは全長4856mm×全幅1942mm×全高1670mmとなり、日本で販売されていたミドルサイズSUVの「CR-V」よりもひと回り大きなサイズです。
アヴァンシアのエクステリアは、フロントグリルにメッキが多用されて都会的な洗練された印象となっているのは、同社のほかのSUVにも共通して見られるデザインといえるでしょう。
UR-Vのエクステリアは、ブラックのフロントグリルとフライングクロームシルバークロームストリップを組み合わせて、トレンドを表現。
CR-Vのデザインと似ていますがUR-Vのほうがフロントグリルが大きく、より堂々とした表情を見せています。
そして、今回明らかとなった両マイナーチェンジモデルでは、主にデザインの刷新がメインの要素となります。
アヴァンシアとUR-Vともにグリル周りが刷新されていますが、とくにUR-Vではその変化が顕著なものとなっています。
より下部に伸びた大型のグリルは新たな印象を与えるとともに、より強い印象を与えました。
デザイン変更をともなうマイナーチェンジは両者ともにこれで2度目となり、モデル最初期の姿と比較すると、かなりの進化を歩んできたことがわかります。
それに加え、今回から両車とも「ブラック・エディション」と称される特別グレードを用意することも判明。
「ブラック・エディション」はフロントガーニッシュやモール、テールパイプ、アイラインなどのメッキ部分をブラッククロームで仕上げており、よりスポーティーな雰囲気を醸し出しています。
■搭載されるエンジンは規制によって改良が加えられた?
また、搭載されるエンジンも改良されています。
中国では現在、世界的な基準となっている欧州主導の「ユーロ6」よりも厳しい「軽型汽車汚染物排放限値及測量方法(中国第六階段)」(日本語訳:小型自動車車排出ガス基準及び計測方法(中国第六段階)、通称:国6)を施行しています。
その「国6」にも「国6a」と「国6b」の2種類が存在し、後者では2023年7月1日より全土で施行となるものの、北京市や上海市、天津市、河北省、広東省などの一部地域では前倒しで有効となっています。
施行されている地域で、規制に適合しないクルマは新車での登録が不可能となります。
今回のマイナーチェンジでは「国6b」規制対応の改良型エンジンを搭載することで、その規制に適合させた形です。
両車ともエンジンは2種類用意しており、それぞれL15CM型1.5リッター直列4気筒i-VTECターボエンジンと、K20C7型2リッター直列4気筒i-VTECターボエンジンとなります。
前者は「240 TURBO」、後者は「370 TURBO」(どちらの名称もトルク数値に由来)と称されるモデルに搭載されています。
ホンダが発表を控える新型「アヴァンシア」のリアデザイン
正式な発表時期は不明ですが、工信部に登場したということはそう遠くない時期に発表されることとなるでしょう。
両車は2016年に登場したということもあり、近いうちにフルモデルチェンジを予定しているのではないかという噂もありました。
しかし、ここにきて2度目のマイナーチェンジを迎えることになり、どのように中国の消費者から受け入れられるかに注目です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ホンダWR-V試乗記・評価 大満足か後悔か? 成功か失敗か? 見極め重要なコンパクトSUV
CORISM / 2024年11月17日 10時10分
-
日産「新型ラージセダン」世界初公開! 一文字ライト採用の全長5m弱モデル!?「N7」の 注目度は高し? 25年上半期に中国で発売
くるまのニュース / 2024年11月17日 6時40分
-
ホンダ斬新「オデッセイSUV!?」 13年ぶりに車名復活の“最上級クーペSUV”! 「大排気量V6」&“ワゴンボディ”から進化したド迫力顔の「アヴァンシア」に注目!
くるまのニュース / 2024年11月12日 15時10分
-
約260万円! ホンダ新型「インテグラ」公開に反響多数! MT+ターボエンジン設定アリで「めちゃ欲しい」と話題に! 超赤い「スポーティセダン」中国に登場で話題に
くるまのニュース / 2024年10月27日 12時30分
-
ホンダ新型「すごい本格SUV」まもなく登場! タフ感ある「パスポート トレイルスポーツ」米国で発売へ! オフロード向けのアクセサリーも設定
くるまのニュース / 2024年10月24日 9時25分
ランキング
-
1男女600人超が答えた「今、取りたい資格」ランキング 2位「日商簿記検定」…1位は?
オトナンサー / 2024年11月18日 21時10分
-
2おばさんLINEを添削してみたら……どんな文章になる? 絵文字で演出する“親しみやすさ”は逆効果
オールアバウト / 2024年11月18日 21時5分
-
3「日本と並ぶ長寿国」の不都合な真実…「野菜と果物生活」をやめたスペイン人が代わりにたっぷり食べているもの
プレジデントオンライン / 2024年11月18日 18時15分
-
4「KK線」廃止で「伝説の首都高」どうなるの!? 地図にも無い謎の「首都高8号線」に注目 新たな「地下ルート」開通後のゆくえは
くるまのニュース / 2024年11月19日 7時40分
-
5ケンタッキー、11月21日で「あの限定品」が販売終了へ こんな値段ではもう買えない…
Sirabee / 2024年11月18日 4時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください