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東名に「新たなIC」検討へ 横浜町田IC近くの上瀬谷跡地に直結 周辺の主要道路も拡幅

くるまのニュース / 2022年12月22日 19時10分

横浜市が「旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画デザインノート(案)」を公表。近くを通る東名高速は、直結する新たなICについて具体的な検討を進めるといいます。

■横浜市が「土地利用基本計画デザインノート」の案を公表

 横浜市は2022年12月21日、瀬谷区と旭区にまたがる旧上瀬谷通信施設跡地の再開発をめぐり、土地利用基本計画デザインノートの案を公表しました。

 このなかで、環状4号線や八王子街道(旧国道16号)の拡幅のほか、東名高速と直結するICについて、具体的な検討を進めていくといいます。

 2015年6月に米軍から返還された旧上瀬谷通信施設跡地は、民有地・国有地・市有地を合わせ約242ヘクタールに及ぶ広大な土地です。

 跡地は、相鉄本線の瀬谷駅から約2km、東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅から約4km、JR横浜線の十日市場駅・長津田駅から約5kmに位置しています。

 道路も東名高速や国道16号保土ヶ谷バイパスに近接しており、広域での交通利便性が高く、かつ多くの商圏人口を抱えています。

 2020年3月に策定された跡地の土地利用基本計画では、テーマパークを核とした「観光・賑わい地区」の周りに「農業振興地区」「物流地区」「公園・防災地区」を配置する構想を掲げています。

 2027年には国際園芸博覧会が開催される予定となっており、市はこれをきっかけにまちづくりを加速させる方針です。

 そして、まちづくりに並行して道路整備も進められます。

 将来の交通需要に対応するため、道路の機能強化や新たな交通の導入により交通量を適切に分担し、利便性の向上や道路混雑の抑制を図ります。

 具体的には、事業区域内の道路整備はもちろん、既存の環状4号線や北側を通る八王子街道を拡幅します。

 八王子街道は、東名をまたぐ瀬谷橋から保土ヶ谷バイパスと交わる上川井ICまでの区間を往復4車線(片側2車線)に広げる計画です。

 また、東名と直結する新たなICについて、具体的な検討を進めるとしています。ICの位置は、横浜町田ICから大和トンネルまでの間になる見込みです。

 さらに、瀬谷駅から北へまっすぐ伸びる都市高速鉄道も構想されています。東京都内を走るゆりかもめや日暮里・舎人ライナーのような新交通システムで、環状4号線の下を1.9kmほどトンネルで走ったあと地上に出て、地表の上瀬谷駅(仮称)までを往復します。

 今回公表された「旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画デザインノート(案)」は、跡地利用の考え方やテーマ、各地区のデザインイメージなどが細かく示されています。これに対する市民の意見を、2023年1月20日まで募る予定です。

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