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欲しい人続出!? 世界初公開されたトヨタ新型「プリウス」 車中泊も出来るかも!? 新旧触って感じた変化&進化とは

くるまのニュース / 2022年12月23日 11時10分

2022年11月16日にワールドプレミアとなったトヨタ新型「5代目プリウス」ですが、先代となる4代目プリウスとくらべて何が変わり、どう進化したのでしょうか。

■世界中で話題のトヨタ新型「プリウス」実物触った印象は?

 デザインがとにかく「カッコいい」と話題のトヨタ新型「プリウス」。
 
 今回のフルモデルチェンジで5代目モデルとなりましたが、先代となる4代目と比べてどう違うのでしょうか。

 初代プリウスは「21世紀に間にあいました。」のキャッチコピーを採用し、次世代環境車の先駆けとして1997年に誕生しました。

 2代目モデルではさらなる燃費向上を実現するとともに、空力にも優れるという独特な見た目の「トライアングルシルエット」を採用。3代目ではさらなる燃費向上を図ったことで、ハイブリッド車を普及させたクルマとして世の中の「環境意識の高まり」とともに世界的に認知されました。

 2015年に登場した先代となる4代目モデルは、現在のトヨタ車の根幹となる「Toyota New Global Architecture(以下、TNGA)」を採用した第一弾です。

 さらなる燃費性能向上に加えて、「カッコよさを際立たせる低重心スタイル」や「走りの良さ・乗り心地の良さ・静かさ」といったさまざまな基本性能の大幅向上を目指しました。

 4代目モデルは、プリウスの象徴でもあるトライアングルシルエットに、TNGAによる低重心パッケージを融合させた先進的でエモーショナルなデザインを採用しています。

 フロントフェイスは、発表時のモデルに精悍な目つきの個性的なデザインに加えて、三角形状の輪郭を持たせシャープな印象を与えるLEDクリアランスランプを採用しましたが、一部のユーザーからはフロントは「歌舞伎顔」、リアデザインは「鳥居型」と酷評され、マイナーチェンジでクリーンなデザインに改められました。

 一方の5代目となる新型プリウスは、トライアングルシルエットから「モノフォルムシルエット」という呼び名に変更されつつもコンセプトを継承。

 TNGAとして第2世代となる新たなプラットフォームを採用することで、さらなる低重心化や19インチ大径タイヤによるスタイリッシュなプロポーションに刷新されました。

 さらに4代目モデルでは前方にあったルーフトップをボディ中心に寄せたほか、全高を下げることで、まるでクーペのようなスタイリッシュなシルエットを実現しています。

 また4代目モデルではボディサイドなどのキャラクターラインで低重心を強調していましたが、新型プリウスではキャラクターラインを最小限に抑え、シンプルにしつつも抑揚のあるボディ造形とすることで、流れる美しさを表現しました。

 実際に4代目モデルと新型プリウス(後期型)を並べると、どのような違いがあるのでしょうか。

 例えばフロントフェイスでは、4代目モデル(後期型)は前期型と比べてシンプルな印象となっていますが、新型プリウスではヘッドライトから中央グリルと横一文字風な存在感のあるフェイスとなり、一見似ている部分がまったく無いように見えます。

 しかし、フロント中央からボンネットに伸びるラインやロアグリルの形状などは、先代と似ている部分も残っているようです。

 一方のリアでは大きく異なり、新型プリウスでは薄型の横一文字ランプを用いることで先進的な印象を与えています。

 もっとも異なる部分がサイドシルエットで、前述の通り全高が下がったことや、ルーフトップの位置が後方に移動していることで、まったく別のクルマに感じられました。

■2台の実物で比較! 使い勝手は新旧でどう変わる?

 またインテリアではさまざまな部分が新旧で異なっています。

 具体的には、歴代プリウスの特徴的だった部分としてセンターメーターが廃止されたことや、シフト位置や形状が異なったことなど、視認性・操作性に関する部分が挙げられます。

 また実際の運転時にタイトコーナーを曲がる際などで、ボディのしっかり感に加え、シートホールド性についても新型プリウスのほうが大きく向上していることにより、長距離運転時でも疲れづらくなっているといえます。

 一方、シルエットがクーペスタイルになったことで「後席が狭くなったのでは」という声がSNSなどで出ていました。

 実際に4代目モデルと新型プリウスの後席を乗り比べると、全幅が20mm拡大したことや前後席の間隔が8mm広がっていること、着座位置も下がっていることなどにより、窮屈感などは感じされません。

 また前席シート・ヘッドレストの形状が変更され後席からの前方視界が確保されたことも開放感に繋がる部分だといえます。

 細かな部分では、4代目モデルでは後席分割(左6:右4)でしたが、新型プリウスでは後席分割(左4:右6)と変更されていました。

意外と寝れるじゃん! 新型「プリウス」で寝転んだら快適だった意外と寝れるじゃん! 新型「プリウス」で寝転んだら快適だった

 一方でラゲージスペースでは、4代目モデルの開口部は全体的に丸みを帯びていたほか、タイヤハウスがせり出していました。

 新型プリウスでは、やや縦方向の長方形のように変更され、荷物の出し入れがしやすい開口部になっています。

 さらに4代目モデルの底部分は深くなっていましたが、新型プリウスではフラット化されたことで長物を入れやすくなったほか、実際に寝転んでみると「意外と快適じゃん!」という感想です。人によっては工夫次第で車中泊は可能かもしれません。

※ ※ ※

 そのほか基本的なパワートレインは、ハイブリッド車に1.8リッター(2WD/E-Four)、2リッター(2WD/E-Four)に加えて、プラグインハイブリッド車に2リッター(2WD/E-Four)が用意されます。

 なお発売は、ハイブリッド車は2022年冬、プラグインハイブリッド車は2023年春頃の予定です。

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