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1か月で100件越え! 軽自動車に「軽油」入れる人多すぎ! 燃料の入れ間違いが後を絶たないワケ

くるまのニュース / 2022年12月27日 7時10分

JAFは、救援依頼を受けて出動した1カ月間の「燃料の入れ間違い」件数を公表しました。後を絶たない「軽自動車に軽油を入れる」トラブルですが、実際にはどれほどの間違いが起きているのでしょうか。

■軽自動車の油種間違い! 主な原因は認識不足! 1か月間で105件!

 2022年12月26日にJAFは、同年10月1カ月間に救援依頼を受けて出動した「燃料の入れ間違い」件数を公表しました。
 
 度々話題となる「軽自動車に軽油を入れるトラブル」ですが、実際にはどれほどの間違いが起きているのでしょうか。

 クルマに入れる燃料として「軽油」「レギュラー」「ハイオク」の3種類がガソリンスタンドで販売されています。

 この軽油の「軽」という文字が「軽自動車」を連想させることから本来であればレギュラー燃料が指定される軽自動車に軽油を間違っていれてしまうというトラブルが後を絶たないといいます、

 実際にユーザーからは「わかってはいるけど『軽』の『油』に見える」、「軽自動車=軽油と思っている人結構いるのでは?」、「軽自動車に軽油を入れる人いるんだな」、といった声も見受けられます。

 そうしたなかで、JAFは2022年10月1日(土)から10月31日(月)の1カ月間にわたり「燃料の入れ間違い」による救援(105件)を公表しました。

 これによれば、ガソリン車に軽油を給油してしまったケースは全国で57件、ディーゼル車にガソリンを給油してしまった件数は39件だったといいます。

 また、現場での聞き取り調査によると「レンタカーを借りて普段の車両と違ったため」「軽自動車なので軽油を入れた」などの理由があり、ドライバーの認識不足がトラブルに繋がっていることが見受けられました。

 最近では、自分で給油するセルフ式ガソリンスタンドが普及したことで、同じ「軽」の名称が付いている軽油を軽自動車に入れてしまうというトラブルも起きているようです。

 とくにレンタカー、シェアカーなどの自分のクルマではない場合などに自身で給油をする際は必ず車検証や取扱説明書で燃料の種類を確認するようにしましょう。

 実際にガソリンスタンドでは「軽油はディーゼル車専用燃料です。軽自動車への給油は行わないでください。ガソリン車に給油するとエンジン故障を起こしますので十分注意してください」という注意喚起を掲示している場所も存在します。

 また別のセルフ式ガソリンスタンドのスタッフは「以前、レンタカーを借りられた高齢者が間違えそうになっていたので、最近では張り紙をするようになりました」と話していました。

※ ※ ※

 もし間違った燃料を給油するとそのクルマはどうなるのでしょうか。

 軽自動車などのガソリン車に軽油を入れた場合、はじめの症状としてエンジン出力が下がり加速が鈍くなります。

 そのまま走り続け供給される燃料が100%軽油だけになると、黒い排気ガスが出てやがてエンジンが停止する状態になります。

 ほとんどの場合、エンジン始動前すぐに正しい燃料を入れ替えれば大きな問題はないといい、JAFは「間違いに気づいたら早急な対処をお願いいたします」と呼びかけます。

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