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スズキ「ジムニーハイルーフ」登場? 車中泊ならぬ「車上泊」出来る! 屋根跳ね上がる77万円テントが凄かった!

くるまのニュース / 2022年12月27日 16時10分

スズキの軽SUV「ジムニー」と兄弟車の「ジムニーシエラ」専用のルーフテント新製品「キャノティエJ3」が発売されました。どのような製品となっているのでしょうか。

■現行「ジムニー」兄弟で「快適ルーフ泊」!

 自動車整備や新車販売などをおこなう静岡県御殿場市のカマドは2022年12月26日、スズキの本格四輪駆動車「ジムニー」と、その兄弟車「ジムニーシエラ」専用のルーフテント「キャノティエJ3」を発売したと明らかにしました。

 新製品のキャノティエJ3は、ジムニーのルーフ形状を三次元スキャナにより測定し、ピタリと装着できるように設計されています。

 展開時のサイズは長さ2100mm×幅1120mm×高さ970mm。

 同社によると、これまでジムニーで展開されてきた他社製品ではルーフキャリアによって高い汎用性を持つ一方で、高速走行時の風切り音が気になったり、装着時に重心が高くなることによりジムニー本来のオフロード性能を発揮できないことがあるといいます。

 キャノティエJ3の設計やデザイン、企画はレーシングカーのデザインなどをおこなっている同市のムーンクラフトに依頼することで、純正部品のようなローシルエットと低重心を実現。さらに車検時は取り外すことなく受けられることも特徴です。

 テントの展開は油圧ダンパーとリンク機構の採用により、ひとりで展開することが可能。ロックを解除だけという簡単な操作で設営ができます。

 なお、通常のジムニーのルーフは前後長が短く、そのままでは就寝時に長さが足りないため、後端部を折りたたみ式に設計。展開すれば身長180cmの人でも足を伸ばして就寝が可能だとされています。

 本体は軽量で耐候性や耐久性に優れるFRA製(ガラス繊維強化アクリル樹脂)で、リンク機構にはアルミ素材を採用しています。

 テント生地はウェットスーツなどにも使用されるネオプレーン生地を使い、防水性・保温性・遮光性を確保。

 価格(消費税・取付工賃込)は77万円で、取り付けは御殿場市のカマドまで持ち込む必要があります。

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