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「あなたは大丈夫?」 車トラブルで「救援が来ない!」 年末年始の「ロードサービス」需要増加 出動理由1位は?

くるまのニュース / 2023年1月5日 20時10分

年末年始はロードサービスの出動件数が多くなるといわれています。一体なぜなのでしょうか。

■JAFは前回の年末年始で「約10秒に1件」ペースで出動!

 例年、年末年始は帰省やレジャーなどでクルマを乗る機会が増える人も多いかもしれません。

 一方で、予測できない突然のクルマトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。
 
 その際に力になるのがロードサービスですが、年末年始期間はとくに救援要請の出動が多くなるといいます。

 JAF(日本自動車連盟)が2022年12月27日に公開したデータでは、前回2021年の年末年始期間(2021年12月29日から2022年1月4日)に救援要請を受けて出動した件数は5万8406件。

 この件数を時間で割ると、じつに約10.4秒に1件の割合で要請が来る計算となり、2021年度の年間では約14.6秒に1件のペースであることから、年末年始ではとくにロードサービスの需要が高くなるといえます。

 ここで、JAFが公開している年末年始の出動理由(2021年度)について確認してみましょう。

 一般道でもっとも多い要請内容としては「バッテリー上がり」があります。

 単にバッテリーの劣化や、長期間乗らないことによる放電も原因のひとつとして挙げられますが、年末年始では冷え込みが強く、バッテリーの充電・放電能力が低下し、とくに発生しやすくなります。

 バッテリーは消耗品ですが、使用環境によっても劣化の度合いが異なるため、出かける前に整備工場やカー用品店、ガソリンスタンドなどでチェックしておいたほうが安心です。

 高速道路では、「タイヤのパンク・バースト・エアー圧(空気圧)不足」が出動理由としてもっとも多いといいます。

 道路に落ちている釘やボルトなどを踏んでしまってパンクに至るケースはよくあり、その場ですぐに空気が抜けてしまうものと、数時間かかって徐々に抜けていくケース(スローパンク)があります。

 スローパンクであれば空気を補充することで少しの間走行することができますが、一時凌ぎの処置でしかないため、できるだけ早くパンク修理または交換が必要です。

 バーストは「タイヤの破裂」のことで、よくある原因としては高速走行時にタイヤの空気圧が低いためにタイヤがたわむ現象が発生、発熱しバーストすることがあります。

 空気圧を調整していなければ、とくに冬場では気温の変化により自然と低下しているので、ドライブ前にはクルマの指定空気圧を確認し、足りなければガソリンスタンドなどで補充することが必要です。

 また、バーストした場合はタイヤとしての機能は失われるため、そのままの走行は危険です。スペアタイヤを装備している場合は交換し、スペアタイヤがなければ安全な場所に停車し、ロードサービスを手配しましょう。

 そのほか、JAFの出動理由では「落輪・落込」、「燃料切れ」、「キー閉じ込み」があります。

 クルマの点検不足だけでなく走り慣れていない道での運転や「うっかり」によるトラブルが多いため、外出前の点検を欠かさずおこない、知らない道であればいつも以上に注意しながら運転しましょう。

※ ※ ※

 例年、ロードサービスの需要が高くなる年末年始やゴールデンウイーク、お盆などでは、手配をしてから隊員が到着するまでの時間も通常よりかかると予想されます。

 年末年始を安全で快適にドライブするために、メンテナンスノートを参照して自身で点検したり、事前に整備工場やガソリンスタンドで点検を依頼するなど、事前の備えが重要です。

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