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「高くても買う!」 古いトヨタ「AE86」まさかの水素&EVに改造!? 大胆すぎるカスタムの反響は?

くるまのニュース / 2023年1月22日 8時10分

トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)は水素エンジンやBEVに改造した「AE86」のコンセプトカーを東京オートサロン2023で公開しました。前代未聞のカスタムがSNSで話題となっています。

■旧車のハチロクを最新技術で大胆カスタム!?

 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、東京オートサロン2023(2023年1月13日から15日に幕張メッセで開催)で「AE86(ハチロク)」のコンセプトカーを2台出展しました。
 
「トヨタはクルマ好きを誰ひとり置いていかない」をテーマとし、さらに「愛車を守るカーボンニュートラル」のコンセプトのもと具現化されたコンセプトカーとは、水素エンジン車「AE86 H2 コンセプト」とバッテリーEVに改造した「AE86 BEV コンセプト」です。

 AE86とは、1983年に発売された「スプリンタートレノ/カローラレビン」の型式名です。AE86 H2 コンセプトは後期型のスプリンタートレノGTアペックス、AE86 BEV コンセプトは後期型カローラレビンGTアペックスをベースにカーボンニュートラル化が図られました。

 AE86 H2 コンセプトは、トヨタのFCV「MIRAI」の高圧水素タンクを後方に2本搭載。そのほかの変更点はインジェクター、フューエルデリバリーパイプ、プラグなどとし、改造規模を最小限にとどめています。

 一方のAE86 H2 コンセプトは、レクサスで培ってきた電動化技術を活用。AE86のボディや車重の軽さや、前後の重量バランスを極力維持しつつも、バッテリーEVの特徴である高い駆動力やMTの採用により、従来以上に走りの楽しさを感じられる車両を目指して開発されたといいます。

 また、「タンドラ」のHEV用のモーターや「プリウスPHEV」用のバッテリーなどを使用し、既販車の電動化技術が最大限生かされています。

 なお、両車ともにアフターパーツメーカーと一体となったカーボンニュートラルへの貢献を目指し、中古シートをリフレッシュしたリユースシート、リサイクル素材を使用したシートベルトやシートベルトパッドを採用しました。

 旧車に水素エンジンを搭載したりBEVに改造するという、前代未聞の大胆なカスタムを施した2台のコンセプトカーがSNSで話題となっています。

「4A-Gを水素で動くようにするのは本当に凄いな。そしてAE86をレストアしてるのも凄い夢あるな」「AE86を大胆にもEV仕様と水素仕様にしてしまう豊田社長の遊び心が素敵すぎます」「AE86の構造をほぼ変えずに水素エンジンとかEV化させるとかすごいことやってんなぁ」など、古いAE86を最新技術でよみがえらせたことを賞賛する投稿が見受けられました。

 また、「AE86が水素とEVでお披露目されたの凄かった。ああやって旧車をリノベーションしたら絶対売れる。値段高いのは百の承知だけど買いたくなる」「EV、水素のAE86市販化されるんかな」といった市販化を希望する声のほか、「AE86のEV車が成功したら、古いランクルベースにしたEVキット出しても人気出そう」と、ほかの車種への展開を望む人もいました。

※ ※ ※

 スプリンタートレノが水素エンジンで、カローラレビンをBEVに仕立てた理由は、「LEVEN」の文字に「EV」が含まれているからといいます。

 また、ボディサイドには、AE86 H2 コンセプトが「水素エンジン(実験用)」、AE86 BEV コンセプトが「電気じどう車(実験用)」というステッカーを貼付。

 クルマ漫画として絶大な人気を誇る「頭文字D(イニシャルD)」で、主人公の藤原拓海が家業の豆腐屋の配送の手伝いをするときに乗っていたスプリンタートレノに貼られた「藤原とうふ店(自家用)」を模したデザインを採用するなど、クルマ好きの心をくすぐるような演出も楽しめるコンセプトカーとなっています。

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