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トヨタ新型「プリウス」に初採用の「オシャ内装イルミ」は雰囲気アップだけじゃない! 光って促す安全機能とは

くるまのニュース / 2023年2月5日 17時10分

全体的にスポーティな雰囲気をまとったことで、デザイン性が向上したとの評価も高いトヨタ新型「プリウス」。内装に装備され雰囲気を高めるアンビエントライトは、じつはデザイン以外の要素も重視しているといいます。

■雰囲気爆アゲ「オシャレイルミ」は見た目だけではない

 2023年1月10日にトヨタから発売された新型「プリウス」は、内外装デザインから走行性能にいたるまでスポーティさを全面に押し出し、デザイン性も向上したモデルとなりました。
 
 内装では車内を彩る「アンビエントライト」を採用したことも特徴のひとつといえますが、じつは雰囲気を高めることだけが目的ではないといいます。

 世界初の量産ハイブリッドカーとして1997年に登場したプリウスは、デビュー25年目の節目となる2022年にフルモデルチェンジがおこなわれ、5代目となりました。

 新型プリウスはユーザーに愛され続ける存在でありつづけるために、開発チームはプリウスのあり方をゼロから考え直したといい、「Hybrid Reborn」をコンセプトに掲げています。

 初代から引き継いできた高い環境性能はそのままに、「一目惚れするデザイン」と「とりこにさせる走り」を兼ね備え、内外装だけでなく動力性能もスポーティに進化したクルマとなりました。

 インテリアデザインも「アイランドアーキテクチャ」をコンセプトに、圧迫感のない広々とした空間と、運転に集中しやすいコックピットを両立することにより、直感的な操作とドライビングを楽しめる空間を実現したといいます。

 なかでも、インパネ部にトヨタとして初採用の「イルミネーション通知システム」を装備していることが特徴です。

 室内のイルミネーションは通常時、いわゆる「アンビエントライト」として室内の雰囲気を高め、オシャレに演出するための間接照明のような役割をしています。

 しかしそれだけではなく、先進運転支援システムであるTSS(トヨタ セーフティ センス)と連動し、先行車発進時やリスクを先読みし減速支援をおこなうプロアクティブドライビングアシストの機能動作時などで、イルミネーションを点滅させることにより、ドライバーに注意換気をおこなう機能も持っています。

 このようなドライバーへの注意喚起としては、従来は音によるものが主で視覚的なものとしてもメーター内に小さく表示されることがほとんどとなっていましたが、大きな範囲を照らすイルミネーションを点滅させて視覚的に警告をおこなうことで、さらに注意喚起力が増加しているといえます。

 カラーは中級グレード「G」と最上級グレード「Z」でグラディエントブラックの内装を選択した場合はブルーの照明が、Zのうち内装の注文色であるマチュアレッドを選択するとレッドの照明となります。

 このイルミネーション通知システムについて、新型プリウスの内装開発担当者は以下のように話します。

「じつはレッドとブルーで明るさを変えています。数値的に同じ明度でも、人間の目に写る感覚的な明るさは、色によって左右されることがあります。

 アンビエントライトとしての機能だけではなく、警告としての側面も持っているため、ふたつの色どちらを選んでも、同じ明るさに見えるように調整しました」

※ ※ ※

 通常のアンビエントライトであれば雰囲気向上が主な目的であるため、車内のイメージと合うような色味の選択が重要となってきますが、新型プリウスでは警告としての側面もあるため、見え方の違いに差異がないように工夫されているようです。

 なお、新型プリウスはハイブリッドモデルが先に販売中で、PHEVモデルは2023年3月頃に発売される予定です。

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