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雪対策のワイパー「立てる・立てない」どっち派? 地域によっても異なる? 雪国在住者の実際のケースは

くるまのニュース / 2023年2月4日 14時10分

雪の多い地域では、ワイパーを立てた状態でクルマを駐車している様子を見ることがあります。では実際に雪国に住む人はどうしているのでしょうか。

■雪対策のワイパー「立てる・立てない」問題

 雪対策のワイパーの立てる・立てない問題については、多くのユーザーからさまざまな意見が見られます。
 
 今回は、積雪地域に住むユーザーに、積雪時のワイパー対策について話を聞きました。

 積雪地域では、ワイパーを立てた状態で駐車しているクルマを見かけることがあります。

 これは、積もった雪の重みでワイパーが破損する恐れがあるほか、ワイパーを倒したままにしておくとガラス面に凍り付いてしまうことなどが理由に挙げられます。

 このため、降雪予報がある際は「ワイパーを立てる」という風潮があり、多くのユーザーがワイパーを立てた状態にしているといえます。

 では実際のところはどうなのでしょうか。北海道在住の男性Kさんは以下のように話します。

「ガラスとワイパーが乾いているとくっつくことはないですが、日中雪が降っていてワイパーを動かすと車内はヒーターをかけているので、窓に雪がついたらとけて水になります。

 走行後はワイパーや窓ガラスが濡れている状態なので、そのままにしておくと凍ってワイパーのゴムがくっついて離れなくなってしまうため、乾かすためにもワイパーを上げています。

 ただ、クルマに乗る前にエンジンをかけて暖機運転をしているのですが、窓ガラスの下から熱風が出てワイパーと窓ガラスが温まるので、ワイパーを立てない時もあります」

 一方で、広島県在住の女性Aさんは以下のように話します。

「周囲を見ると雪予報が出ても立てない、予報があれば立てる、予報に関わらず気温の低そうな日は立てるという主に3タイプ見られます。

 広島市内は降雪がさほど多くないのですが、県北部はかなり降るので広島県だけで見ても意識の差もある気がしています。

 私は、県北にゆかりがあるのと、実際フロントガラスが凍結した日はワイパーゴムが傷みそうなのと、積雪が多い日はとくにリアワイパーが折れそうなので、なるべく立てるようにしています」

 なお、北海道の男性が回答した場合では、車庫にクルマ停めていることもあり、直接積雪の影響もないことからワイパーを立てるのはそこまで多くないとのことです。

 ワイパーを立てるかどうかは、地域や気温、駐車場の環境などによっても差があるといえるでしょう。

 このほか、SNSでは「ワイパーを立てていて折れているのを見てからワイパーを立ててない」「立てたほうが折れる可能性あるし面倒だから立てない」と立てない意見もありました。

 地域によっても異なるワイパー「立てる・立てない問題」は、どちらが正解ともいえません。

 とはいえ、それぞれメリット・デメリットが存在するため、住んでいる地域の気温や自身のクルマの状況を確認しつつ、適宜使い分けるのがベストといえるでしょう。

※ ※ ※

 一方で最近ではワイパー自体立てられないモデルも存在し、「コンシールドワイパー」とも呼ばれています。

 ワイパー格納時の視界確保や空力性能、さらにデザイン上のメリットがあるとされ、近年では比較的多くの車種に採用されています。

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