新型軽SUVでソロキャン「車中泊」旅が可能!? 2023年5月発売の三菱「デリカミニ」で参考出品した「寝床」の反響は
くるまのニュース / 2023年2月3日 20時10分
「東京オートサロン2023」会場で初披露され、2023年5月に販売を予定する三菱の新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が人気です。なかでも、参考出品のカスタムカーに搭載されたアイテムに注目が集まっています。
■ベッドキットやカスタムパーツが市販化される可能性も!?
三菱は、2023年1月13日から15日まで開催された「東京オートサロン2023」で、SUVテイストの新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」を初披露するとともに、5月の正式発売に向け、受注予約を開始したことを発表しました。
さらに会場ではカスタムカーとして「車中泊」仕様のコンセプトモデルも用意し、来場者などから多くの反響を集めています。
新型デリカミニは、50年以上の歴史を重ねてきたオールラウンドミニバン「デリカ」の名を受け継ぎ、SUVテイストの力強いデザインを大きな特徴とする軽自動車のニューモデルです。
通常なら東京オートサロン会場に、市販予定のノーマル仕様を展示するだけでも十分に話題を呼んだはずですが、三菱ではその使い方についても提案すべく、2つのコンセプトモデルを用意しました。
まず1台目のカスタムカーは、アウトドアの定番ブランド「Coleman(コールマン)」とコラボをした「デリカミニ×Coleman(デリカミニ ミーツ コールマン)」です。
ボディカラーは、市販モデルで採用予定がないオリジナルの「グレージュ」色で、ボディサイドにはコールマンを象徴するランタン柄のロゴマークが大きく描かれているのが印象的。
室内では、近年注目を集める「車中泊」ユーザー向けのアイテムとして、専用設計の「HINOKIシングルベッドキット」(クラフトAOI製)が備わるのが大きな特徴です。
気軽なソロキャンプユーザーの使用を想定したシングルサイズで、助手席側のシートを倒した上にセットされています。
クラフトAOI社が得意とする屈強な金属ステーをフレームにし、天板には、クラフトAOIの本拠地である浜松近郊が産地の天竜ヒノキを使用しています。
また、軽スーパーハイトワゴンの広々した荷室上部の空間を活用できる荷だなの「アッパーサイドステー」もクラフトAOI製。
さらに後部窓のスペースも無駄にせず「サイドストレージパネル」(IPF製)も備えます。小型のLEDランタンを取り付けたり、S字フックで帽子やマグカップなどの小物類などを引っかけて「みせる収納」とするのも楽しそうです。
またバックドアにも「バックドアパイプ」(クラフトAOI製)が備わります。ドアを開けた際にハンガーをかけて濡れた衣類を干したりできます。
もう1台は、外装やサスペンションにも手を加え、よりヘビーデューティな走行に対応したカスタムカー「デリカミニSNOW SURVIVOR(スノーサバイバー)」。
車高がリフトアップされ、オフロードタイヤと組み合わされたほか、タフなバンパーガードやルーフラック、リアラダーなども備わり、見た目のワイルドさも大幅にアップしています。
こちらにもコールマン仕様同様にベッドキットなどが備わります。
三菱に、各カスタムパーツについて聞いてみました。オートサロン会場の担当者は次のように話します。
「ベッドキットや各種カスタムパーツについては、あくまでも参考出品という扱いです。
来場者の皆さんの声を聞きながら、今後に向けた検討を重ねていきます」
反響次第では、ベッドキットなどが純正アクセサリーとして採用される可能性もあるかもしれません。
※ ※ ※
SNS上では、東京オートサロン会場などで新型デリカミニを見た人たちからの多くの声が集まっています。
なかでも、コンセプトカーに搭載された車中泊用のアイテムについて「ベッドキットいい!」「これ欲しい」との反響が多数聞かれます。
いっぽうで「座席上に直(じか)置きされている」と、ベッドフレームの一部が前席シートの座面上に設置されている点を気にする声も一部で見られました。
ベッドの下で目立たない部分ですが、展示車両をかなり詳細にチェックしていた証しとも受け取れます。
なお三菱では、最新のEVやPHEVを展示する体感イベント「PHEV FUTURE PARK」に、発売前の新型デリカミニを出展します。市販予定モデルに加え、ベッドキットを搭載したコールマン仕様も並ぶとのことです。
今後2023年2月から3月にかけては、大分、広島、大阪などを巡る予定。詳細は三菱の公式Webサイト上に掲載されます。
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