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覆面「クラウン」驚愕の“走行距離”がSNSで話題に! パトカー長持ちの秘訣は? 佐賀県警に聞いた

くるまのニュース / 2023年2月21日 9時10分

佐賀県警察の公式SNSアカウントが、交通取り締まりに使用する覆面パトカーについてある投稿をしたところ、話題となっています。

■「地球と月の往復」と“ほぼ”同じ距離に驚愕!

 佐賀県警察の公式ツイッターが、佐賀東部の神埼市・吉野ヶ里町を管轄する神埼警察署で使用している覆面パトカーについてある投稿をしたところ、その内容に驚きの声があがっています。
 
 一体どのような投稿なのでしょうか。

 佐賀県警察は、公式ツイッター(@goroukun_spp)で、2023年2月15日に以下のコメントとともに2枚の写真を投稿しています。

「神埼警察署で活躍している覆面パトカーは、走行距離がまもなく75万キロになります。

 クルマの故障や交通事故を防ぐためには、日々の車両の点検・整備が重要です。

 皆さんも定期的なメンテナンスを行い、愛車に長く乗り続けましょう」

 写真には、覆面パトカーのエンジンルームを開けてエンジンオイルを点検する隊員の姿と、覆面パトカーのメーターに「749864」の数字が並び、約75万キロを走行した様子が映し出されています。

 この投稿に対し多くのコメントが寄せられており、「75万キロ!すご!!」「日本のクルマってすげぇ」「ちゃんとメンテしてるのもあるけどトヨタ車すげぇ」「さすが警察」とその走行距離や物持ちの良さに感心するユーザーが多く見られます。

 また、「適切なメンテと毎日の稼働が良いんだよね…」「こんなに長持ちするんだ…」「緊急時のフル加速もあるから普段の整備が大事よね」「走行距離がどうこうよりメンテしないと!」と、日常点検の大切さについて再確認する人も。

 さらに、「なんか涙出てきた」「大事にしていただきありがとうございます」とお礼や感動とも見受けられるコメントも投稿されています。

 この投稿の経緯について、佐賀県警察の担当者は以下のように話します。

「クルマを日頃から大切に扱っている人は、事故を起こすことが少ない傾向にあります。

 やはりクルマをキレイに乗ることで安全運転をしようという思いが強くなり、結果として事故抑止につながります」

 担当者が話すように、愛車をキレイに保ち長く乗ろうと考えているのであれば、ひとつひとつの操作も丁寧になり、スピードを控えめにして走りたくなるのかもしれません。

 この写真に写っている覆面パトカーは、2010年式のトヨタ「クラウン」だといい、前出の担当者は「ほかにも神埼警察署では20年近く使用している車両が存在しています」と話します。

 また、警察車両としてほぼ毎日稼働するパトカーは、特に過酷な環境にさらされていると考えられ、「走りすぎているのが少し心配」といったコメントもあります。

 では、日頃のメンテナンスについて警察車両ならではの工夫や決まりはあるのでしょうか。

 これについて、前出の担当者は以下のように説明します。

「灯火やタイヤは毎日点検しています。月に1度など、決められた期間で警察の整備工場に必ず入れ、点検と整備を行っています。

 この覆面パトカーは年式が経過していることもあり、外見はある程度傷んでいますが、整備を行えばしっかりと走ることができるので、皆さんも愛車の点検を欠かさず行ってほしいです」

 クルマには走行距離や使用期間に応じて定期的に交換する部品がそれぞれ定められており、その部品の交換以外にも、オイルや冷却水などの油脂類の交換や、今後劣化が進み故障を招く部品を予防で交換する方法など、愛車を長持ちさせる様々な方法があります。

 予期せぬ故障や、走行中のトラブルを予防するためにもしっかり点検と整備を行いながらクルマに乗ることがよさそうです。

※ ※ ※

 なお佐賀県警察署管内では、最近追突が多く発生しているといいます。

 愛車と大切に向き合うことはもちろん、よそ見や考え事をせずにしっかり前方を見て運転することが重要です。

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