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「マジで欲しい!」スズキ新型「ジムニー5ドア」登場に3ドアオーナーが熱視線! どこが魅力?

くるまのニュース / 2023年3月5日 7時10分

2023年1月、インドでスズキ新型「ジムニー5ドア」が世界初公開されました。日本で販売されているジムニーは3ドア仕様のみ。もし5ドア仕様が国内導入されたら、既存のジムニーオーナーは欲しいと思うのでしょうか。

■待望の5ドア仕様の「ジムニー」登場!

 インドで2023年1月に開催されたモーターショーで、スズキ新型ジムニー5ドアが世界初公開され、日本でも話題になっています。
 
 もともとは林業など山岳地での作業用として誕生したジムニーは、軽自動車サイズながらも中身は本格四駆という唯一無二の存在。2018年にデビューした現行モデル(4代目)はいまだに納期1年以上となるなど、大ヒットモデルになっています。

 これまでのジムニーは、登録車の「ジムニーシエラ」を含めて3ドア仕様のみでしたが、初の5ドア仕様がお目見えしたということで、現在ジムニーに乗っているオーナーはどのように捉えているのでしょうか。

 栃木県在住のDさん(40代・男性)に話を聞いてみました。

「決していまの3ドアが嫌なわけではないのですが、『とうとう本命モデルが来たか!』という感じです。

 短いホイールベースは取り回しやすいのですが、高速巡行などではホイールベースが短すぎて、どうしても跳ねがちです。

 それがホイールベース延長によって直進安定性は確実にアップするでしょうし、跳ねる症状も落ち着くのではないかと期待しています」

 国内導入は現時点では未定ですが、すでにかなり気になっているとのこと。

「何より5ドア化で格段に利便性はアップするでしょう。

 今までは3ドアしかなかったので、乗り降りなどの不便さを考えて購入を諦めていた人も多いと思いますが、5ドアなら乗りたいと思う人はかなりいるはずです。

 実際、私自身がかなり欲しいと思っているのですから」(ジムニーオーナー Dさん)

 歴代のジムニーはオフロード性能を考慮して3ドアを継承してきただけに、新型ジムニー5ドアはエポックメイキングなモデルとなりそうですが、やはり5ドア化による利便性の向上はかなり魅力的なようです。

「私はスノーボードと釣りが趣味なので、頻繁に車中泊をするのですが、ホイールベースの延長はうらやましくもあります。

 そして何より、家族への説得力が違います。今までは趣味のクルマというイメージが強くて、ジムニーが欲しいと思っても家族に反対されるケースも多かったでしょう。

 5ドアになれば購入の敷居がかなり下がる気がしています」(ジムニーオーナー Dさん)

 3ドアのジムニーの出来には非常に満足しているDさんですが、やはり3ドアならではの後席への乗降性や荷物の積み下ろしなどでは多少不便さもあったといいます。

 Dさんが乗っているのは登録車のジムニーシエラということで、税金の面では軽自動車のような恩恵もなく、それならば余計に新型ジムニー5ドアが気になるそうです。

「一番ネックになりそうなのが納期の問題でしょう。私も納車まで数か月待たされましたし、今でも遅れ気味と聞いています。

 5ドア仕様に人気が集中すると納期がさらに遅れそうですし、しばらくは3ドアで我慢します。

 ただジムニーは下取り額がかなり良いので、もしも5ドアの予約が始まったらすぐに購入してしまいそうです」(ジムニーオーナー Dさん)

■3ドア・5ドアの違いは何?

 新型ジムニー5ドアは、これまでの3ドアとどう違うのでしょうか。

 最初に気になるのはもちろんサイズです。新型ジムニー5ドアは全長3985mm×全幅1645mm×全高1720mm、ホイールベース2590mmと発表されています。搭載されるパワートレインは、ジムニーシエラと同じ1.5リッター直列4気筒エンジン。そう考えると「ジムニーシエラ5ドア」と呼ぶのが正解のようです。

広く使える荷室を確保する新型「ジムニー5ドア」広く使える荷室を確保する新型「ジムニー5ドア」

 ベースとなった3ドアのジムニーシエラと比較すると、全長は435mm延長、全幅は変わらず、全高は10mmダウン、ホイールベースが340mm延長されており、つまりはホイールベースをストレッチ(延長)させてリアドアを追加したジムニーシエラといえるでしょう。

 リアドアの装備などで115kgの重量増となりましたが、それでも車重は1195kgと軽量級。このホイールベース延長によってラゲッジスペースは207リットル、リアシートを収納すれば3ドア仕様より85リットルもプラスされた331リットルもの容量を確保しました。

 現時点ではトランスミッションは5速MTと4速ATが用意される予定。駆動方式はもちろん副変速機を備えたパートタイム式4WDです。

「アプローチアングル」と呼ばれるフロントバンパーが接触しない勾配の角度は36°となっていますが、急坂だといわれる一般道でも10°ないことを考えると、オフロード性能で不満が出ることはまずないはずです。

 この新型ジムニー5ドアはタダでさえ激戦区となっているコンパクトSUV市場を、さらに熱くさせること必至といわれています。

 全長4mを切る短さ、幅もオーバーフェンダー装着とはいえ、ベースは軽自動車サイズですから取り回しのしやすさは確定済み。

 乗車定員は4名ですが、リアシートへのアクセスの良さは3ドアの比ではありませんし、340mmも拡大されたホイールベースで後席も十分な広さになっていることが予想できます。

※ ※ ※

 新型ジムニー5ドアは、ジムニー(3ドア)乗りが抱えていた不満を一気に解消してくれそうなモデルとして期待されています。

 日本導入に関してはアナウンスがないにも関わらず、すでに問い合わせも殺到しているとの情報があるほか、前出のDさんのように、3ドア仕様を手放して5ドア仕様に乗り換えたいと考えるオーナーも増えているようです。

 導入決定前から大ヒットが約束されているモデルも珍しいですし、中古車も当面はプレミア価格になるのは間違いないでしょう。

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