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人気の「車中泊」軽バン「N-VAN」をレトロ顔に“顔面整形”!? “懐かしい”ウッディなラインがオシャすぎ! DAMD「マリブ」とは

くるまのニュース / 2023年3月10日 18時10分

ホンダの軽商用バン「N-VAN」は個人ユーザーからも根強い支持を集め、多彩なカスタムパーツが各社から登場していますが、中でもボディキット「N-VAN マリブ」は、N-VANをクラシカルな雰囲気にカスタマイズし注目を集めています。

■「東京オートサロン」の来場者投票で最優秀賞を獲得した「N-VAN マリブ」

 ホンダ「N-VAN(エヌバン)」は、従来のワンボックスタイプのバンに代わり、軽乗用車のプラットフォームをベースに誕生した軽商用バンで、貨物用途に加え個人ユーザーからも広く支持を集めています。
 
 そんな人気モデルのN-VANは、各社からカスタマイズパーツも数多く用意され、その中にはレトロな雰囲気にイメージチェンジさせるボディキットもあります。

 N-VANは、2018年7月に発売を開始したホンダの軽「N」シリーズ初の商用バンモデルです。

 従来のワンボックス型バンに代わり、軽スーパーハイトワゴン「N-BOX(エヌボックス)」の低床プラットフォームをベースに、最大限の荷室空間と使い勝手を確保するよう専用設計されました。

 後席に加え、助手席まで床下に完全収納できる仕様としたほか、助手席側ドアのセンターピラーをなくし、バックドアのみならずサイドからの動線を確保するなど、N-VAN独自の価値も生み出しています。

 さらにターボエンジン仕様も用意するなど、軽乗用車譲りの走行性能を備えるほか、快適装備や先進運転支援機能などを充実させたグレードも用意しているのも大きな特徴です。

 ホンダによるとN-VANのユーザーは、配送業などの法人に加え、アウトドアレジャーなどを楽しむ個人の需要の割合も多いといいます。

 またホンダ車の純正アクセサリーなどを手がける関連会社のホンダアクセスも、N-VAN用に専用パーツを豊富に用意。

 車内での車中泊も可能な「マルチボード」や「プライバシーシェード」、キャンプ場やRVパークなどのAC電源を車内に取り込む「外部電力入力キット」など、数々の便利装備が揃います。

 こうした個人ユーザーの需要の高まりを受け、N-VAN用の様々なカスタマイズパーツも各社から登場しています。

 その1つが、エアロパーツなどを製造・販売するDAMD(ダムド)のボディキット「N-VAN MALIBU(以下、N-VAN マリブ)」です。

 N-VAN マリブは、2020年1月に開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2020」で初公開。来場者の投票による「国際カスタムカーコンテスト 」のKカー・コンパクトカー部門にて最優秀賞を獲得するなど、デビュー早々から多くの注目を集めました。

 その雰囲気は、日産が1989年に販売したパイクカー「パオ」をほうふつとさせるレトロなムード。

 N-VANのフロントマスクをごっそり交換し、丸目2灯のライトとクラシカルなフロントグリルなどで、ベース車のイメージとは全く別なテイストへとカスタマイズしています。

 N-VAN マリブは、樹脂製のボディパーツや灯火類、ステー/配線ハーネスなどフロント周り一式を「フェイスチェンジキット」としてセットで販売するほか、オプションで「クラシックテールランプ」や「ウッドストライプ」「MALIBU シートカバー」なども用意し、さらにビンテージテイストを高めます。

 DAMDはN-VAN マリブについて、次のように説明します。

「N-VANをベースに、クルマを中心に旅をしながら生活する『VANLIFE』をテーマに開発しました。

 サーフミュージックと共に長く続くビーチをどこまでも走り抜けたくなるような、リラックスさと軽快さをまとった1台です」

※ ※ ※

 N-VANをクラシカルな雰囲気にイメージチェンジさせるN-VAN マリブのフェイスチェンジキットは、消費税込み価格19万8000円(未塗装)です。

 さらに新車のN-VANをベースに、これらのパーツを組み込んだコンプリートカーとしての販売も行われています。

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