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200万円以下のホンダ「新型セダン」発売! 6MT仕様設定の「シティ」をインドで刷新! 懐かしのシティの古今は?

くるまのニュース / 2023年3月15日 14時50分

かつて1981年から1994年まで日本で販売されていた「シティ」ですが、現在でも海外市場で独自の進化を続けています。現在ではどのよう状況なのでしょうか。

■インドで市場では200万円以下… 日本には無い「シティ」とは

 2023年3月2日にホンダカーズインディアは「シティ 」のマイナーチェンジを発表しました。
 
 かつて日本でも販売されていたシティは、海外でどのような進化を遂げたのでしょうか。

 日本でシティといえば、1981年から1994年まで国内向けに生産されていた3ドアハッチバックが挙げられます。

 1981年に発売された初代シティは、大型化して1979年に登場した2代目シビックに対して、初代シビック級の車格を担うモデルとして登場しました。

 ボディサイズは全長3560mm×全幅1620mm×全高1335mmとなり、「コンパクトでありながら高性能、そして低燃費」、「シンプルでありながら高質感」、「機能的でありながら、飽きのこないあたたかみ」の3つを基本コンセプトとして開発されています。

 エクステリアは美しい走りを感じさせるロー&ワイドのクラウチング・フォルムとなり、インテリアは使い勝手の良さから大ヒット。

 さらに初代シティの荷室にすっぽり収まる原付バイク「モトコンポ」も同時発売されたことも話題となりました。

 1986年に登場した代目シティは、背の高いボディだった初代に対して、全高の低いロー&ワイドなフォルムを採用したことで、走行性能やコーナリング性能が向上したものの、初代ほどのヒット作とはなりません。

 そして、1994年に日本向けの生産を終了しましたが、1996年に海外向け小型セダンとしてシティの名前が復活しました。

 現在ではタイやインド、インドネシア、ブラジルなどでセダンやハッチバックが展開されており、一部ではスポーティな印象の「RS」グレードも設定されています。

 なお日本では、6代目シティを日本で「グレイス」として展開していましたが、2020年で生産終了となりました。

 その一方で現在海外向けには7代目シティが展開されており、国や地域によってガソリン車/ハイブリッド車(e:HEV)を設定しています。

 今回、インドでマイナーチェンジとなったシティは、エクステリアや装備を刷新。エクステリアは、ダイヤモンドチェッカーフラッグパターンを取り入れた新デザインのフロントグリルを採用。

 インテリアは高級感のある印象となり、ベージュとブラックのツートーン内装(ガソリン車)、アイボリーとブラックのツートーン内装(e:HEV車)を設定しました。

 パワートレインは、ガソリン車に1.5リッターエンジンと6速MTまたはCVTを設定し、ハイブリッド車には1.5リッターエンジンとe-CVTを組み合わせています。

 インドでの価格はガソリン車が114万9000ルピー(約186万円)から159万7000ルピー(約259万円)。ハイブリッド車が188万9000ルピー(約306万円)から203万9000ルピー(約330万円)です。

 なお同市場におけるシティについて、ホンダカーズインディア・リミテッドの社長兼CEOである津村拓哉氏は「シティは当社のビジネスの最も重要な柱であり、インドのミドルセダンセグメントにて25年間に渡る輝かしい成功を収めてきました」と語っています。

※ ※ ※

 シティはインド市場以外でもミドルセダン市場で好調な販売を維持しているといい、日本ではシティ/グレイス共に姿を消していますが、アジアや南米では現在も一定の人気を維持しているようです。

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