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国道254号より短距離!「7km近道バイパス」28日にほぼ完成 関越IC~小川~寄居を結ぶ新ルート

くるまのニュース / 2023年3月24日 19時10分

埼玉県道184号本田小川線のバイパスが、全線開通を迎えます。これにより国道254号小川バイパスのさらなるバイパスルートが、ほぼ全線つながります。

■県道184号バイパスが全線開通

 埼玉県道184号本田小川線のバイパスが、2023年3月28日10時に全線開通します。これにより、小川町と寄居町にまたがる「県道・町道バイパス」がほぼ完成し、国道254号に代わる新ルートが誕生します。

 埼玉県と寄居町、小川町は、東武東上線・男衾(おぶすま)駅付近の寄居町富田から小川町下横田まで、寄居町道123号、県道274号赤浜小川線バイパス、寄居町道227号、小川町道228号、県道184号本田小川線バイパスの5路線からなる延長7040mのバイパス整備を進めています。

 関越道と並走するこの区間はすでに国道254号小川バイパスが通っていますが、この道路は県西部の幹線であることに加え、関越道の嵐山小川ICとホンダの埼玉製作所寄居工場などを結んでいることもあって混雑しています。県道11号熊谷小川秩父線と交差する高谷交差点(小川町)は、渋滞ポイントです。

 また、小川バイパスのルートは西へ大きく膨らんでおり、東松山市や関越道の嵐山小川ICから寄居町方面へ抜ける際は、遠回りを余儀なくされています。

 整備中の県道・町道バイパスは、この小川バイパスのルートを直線状に短絡する、いわば「バイパスのバイパス」です。これにより交通の分散と所要時間の短縮を図ります。

 寄居町と小川町による整備区間(町道)はすでに開通しており、現在は県が県道274号バイパスと県道184号バイパス整備を進めているところです。

 今回はこのうち、南側に位置する県道184号バイパスの最後の区間である上横田交差点(県道11号)から、新設される下横田交差点(小川バイパス)までの1.1kmが開通します。

 県道274号バイパス(1.4km)は建設が続きますが、並行する現道を利用すれば約7kmにわたる県道・町道バイパスの通り抜けが今回の開通で可能に。

 これにより嵐山小川ICから寄居町方面へ向かう際の、国道に代わる「まっすぐ近道ルート」が誕生します。

 県によると、小川バイパスの高谷交差点は、県道・町道バイパス開通により24%ほどの交通量の減少を見込んでいます。

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