ド迫力の「巨大タイヤ」がカッコいい! 日産が作った「ゴツすぎSUV」が北極から南極まで大爆走! 前人未到の偉業達成なるか!?
くるまのニュース / 2023年4月3日 7時40分
日産は、パートナーシップを締結しているイギリスの探検家ラムゼイ夫妻が、同社のEV「アリア」を使用して北極から南極へと向かう冒険に出発したことを、2023年3月31日に発表しました。
■日産「アリア」が世界最大級の冒険に出発!
2023年3月31日、日産はパートナーシップを締結しているイギリスの探検家ラムゼイ夫妻が、同社のラインナップするSUVタイプのEV「アリア」に乗って北極から南極へと向かう冒険に出発したと発表しました。
このプロジェクトは、北極から南極までの約2万7000kmをEVで走破する世界初の試みだと日産は説明しています。
ラムゼイ夫妻を含む冒険チームは、厳しい現地環境の中、北極の1823年時点の北磁極にあたる地点から出発しました。今後は北中南米を経由しながら、12月に南極点にゴールすることを目指します。
日産はこの過酷な冒険へのサポートとして、同社の最新EVであるアリアを提供。
今回使用するアリアは、北極圏の雪や海氷といった遠征先で直面する極限の地形と環境に対応するため、39インチの巨大な特製タイヤを装着し、サスペンションのチューニングやホイールアーチの拡大なども施されています。
一方で、今回の遠征は日産が誇るEV技術や性能の高さを示すことも目的としているため、バッテリーやパワートレイン、そして日産独自の電動四輪制御技術「e-4ORCE」などは、市販車そのままの仕様で冒険に挑みました。
また、このアリアには風力発電機とソーラーパネルを備えたポータブル充電ユニットを搭載しており、休憩時には強風と日照時間の長さを活用しながらEVのバッテリーを充電。日産はこの画期的な充電方法が、将来の極地探索におけるEVの活用につながることも期待していると言います。
クリス・ラムゼイ氏は、出発に先立って次のようなコメントを発表しています。
「4年間の計画と準備を経て、冒険を正式にスタートできることにとてもワクワクしています。約2万7000kmを走行する今回の冒険は、これまでにない最大かつ最もチャレンジングなものとなるでしょう。
移動に使用するアリアは非常に運転が楽しく、出発地点にたどり着くまでの約5000kmの走行で、すでに素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。これからの数ヶ月間も、私たちが直面するであろうさまざまな試練に最適に対応してくれるものと自信を深めています」
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