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全長5m超えのトヨタ「RAV4リムジン」が凄かった! 後席が「超VIP仕様」並に広い! 実車公開から3年半、現在はどうなった?

くるまのニュース / 2023年4月11日 11時50分

2019年11月に世界に1台のトヨタ「RAV4リムジン」が公開されました。約3年半経った現在どうなっているのでしょうか。

■かつて世界で1台のRAV4リムジンがお披露目されたが…現在は?

 トヨタ「RAV4」はグローバルモデルとして、展開されるミドルサイズSUVです。とくに北米市場では2018年の登場以降、SUVジャンルで常に高い人気を誇っています。
 
 そんなRAV4では、かつて世界で1台のリムジン化されたモデルが公開されましたが、2023年4月時点でも現存するのでしょうか。

2019年11月に初公開された世界に1台の「RAV4リムジン」はいまどうなった?2019年11月に初公開された世界に1台の「RAV4リムジン」はいまどうなった?

 1994年に登場した初代RAV4はクロスオーバーSUVのパイオニアとして「アウトドアでも街乗りでも、見て・乗って楽しいクルマ」というコンセプトで誕生しました。

 それ以降、トヨタのグローバルコアモデルのひとつとなり、2017年はグローバル販売80万台を超えるなかで、米国販売は過去最多約41万台を記録するなど、人気SUVとしてトヨタの重要モデルとなっています。

 5代目となる現行モデルは、タフで力強い印象を与えながらも都会にマッチする洗練されたデザインとなっているほか、パワートレインにはガソリン車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車を用意。

 さらに3種類の異なる4WDシステムを採用しているのも特徴です。

 2種類の4WDシステムが用意されガソリン車には、走行状況に応じて前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」と、4WD走行が不要と判断した時には後輪に動力を伝達させる駆動系を切り離して燃費向上を図る「ディスコネクト機構」を採用しています。

 また、ハイブリッド車には、最新のハイブリッド技術を継承した新型E-Fourを採用。後輪の最大トルクを増加させ、前後のトルク配分を大きく変更可能な制御を行うほか、後輪トルクを上げたことで降雪時や雨天時における登坂発進時の安心化も向上させました。

 そんなRAV4ですが、市販されているボディサイズ(日本仕様)は全長4600-4610mm×全幅1855-1865mm、全高1685-1690mm、ホイールベース2690mmです。

 しかしながら、2019年11月に開催されたRAV4のメディア試乗会において、オレンジのボディカラーが印象的なRAV4リムジンがお披露目されました。

 このRAV4リムジンは、全長約5400mm(800mm延長)となり、その伸ばした分の天井、側面、床面のボディもパネルの追加などにより違和感の無いように処理しています。

 内装は、延長した分3列シートになっている訳ではなく、後部座席に座るとまさにリムジンのような余裕のある室内空間が広がっています。

 また開発者の遊び心として、ボンネットや車内にはオリジナルの装飾が施され、ボディサイドのキャラクターラインは市販車ではできないほどのエッジが効いており、手作業で叩き上げて仕上げたそうです。

 ボディカラーは日本では設定されていないものの、海外の一部地域で採用しているオレンジ系のものを採用しているといいます。

 実際に走行している様子を見ても、ゆったりとしている雰囲気は本物のリムジンのようでした。

 このような特徴を持つRAV4リムジンですが、どのような経緯で誕生したのでしょうか。担当者は次のように説明していました。

「RAV4を生産している高岡工場の製造やプレスなど、200人から300人のメンバーが就業時間外に集まって約半年掛けて自分たちで作ったモデルです。

 色々と細かな部分にもこだわっています。製作するきっかけとしては、RAV4というクルマを製造側も盛り上げようという想いがあってつくりました。

 とくに市販化などは考えていませんが、盛り上がりの一環になればと思います」

※ ※ ※

 2019年11月から3年半が経った現在ですが、どのような状況なのでしょうか。トヨタによれば「2023年4月現在も高岡工場のエントランスに展示されている」といい、一般公開はされていないもののモノづくりの凄さを伝える存在として残っているようです。

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