中央道、長野県内でGW後「90日間」片側1車線に 3橋を改修、週末も規制で渋滞見込む

長野県内の中央道で、ゴールデンウィーク明けから長期間にわたり車線規制や対面通行規制が実施される予定です。

■諏訪南IC～岡谷JCT間で橋梁リニューアル工事

　ゴールデンウィーク後の2023年5月8日から8月5日まで、長野県内の中央道で、90日間にわたり車線規制が行われます。昼夜連続で土休日や連休も含まれ、渋滞も予測されています。

　NEXCO中日本八王子支社は、高速道路リニューアルの一環として、中央道の小田井高架橋、上金子高架橋、大熊高架橋の改修工事を行う計画です。

　対象の区間と期間は、下りが諏訪南IC→岡谷JCT間で5月8日9時から8月5日20時まで。上りが岡谷JCT→諏訪IC間で6月26日9時から7月28日20時まで（土休日除く）です。

　期間中は工事箇所で片側1車線に絞っての車線規制が実施されます。このため、下りは5月から8月前半に最大約5km、上りは7月に最大約3kmの渋滞を予測しています。

　現場では、小田井高架橋（下り橋長32m）の老朽化したコンクリート床版を更新。また、上金子高架橋（下り389m）と大熊高架橋（下り71m、上り81m）はコンクリート床版の補修工事と防水工事も計画しています。

　NEXCO中日本八王子支社は「高速道路ネットワーク機能を長期にわたり健全に保つために必要な工事となりますが、お客さまへの影響を最小限とするよう取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします」としています。

　なお、同じ時期には中央道の韮崎IC～須玉IC間でも、橋梁リニューアル工事に伴い昼夜連続の車線規制・対面通行規制が実施される予定です。