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すげぇ… トヨタ「街乗り最適スポーティカー」誕生! 見た目&中身が良い、話題の新型「プリウス」の魅力とは

くるまのニュース / 2023年4月18日 6時40分

街中でも徐々に見かける機会が増えてきたトヨタ新型「プリウス」。サーキット、街中で乗った印象はどうなのでしょうか。

■新型プリウス…HEVの実力はいかに

 2023年3月15日に発売されたトヨタ「プリウスPHEV」、先行して同年1月10日にハイブリッド車も販売されており、5代目となる新型プリウスが出揃ったカタチとなります。
 
 世界初公開の時から大きな話題となっていた新型プリウスですが、市街地や高速道路などリアルな使い方では、どのような印象となるのでしょうか。

 1997年に登場した初代モデルから圧倒的な燃費性能を備えた「新世代のエコカー」としてハイブリッド車の普及をけん引し続けてきたプリウス。

 5代目となる新型プリウスは、その姿が2022年11月16日に世界初公開されました。

 その特徴は、昨今のトヨタデザインに通ずる「ハンマーヘッド」のフェイスデザインや、第2世代TNGAプラットフォームによる低重心化などによる「シンプルでありながら抑揚のあるボディ造形」を表現。これにより、世界中で「カッコいい」と大きな話題を呼びました。

 また進化したハイブリッドシステムを搭載するハイブリッド車(1.8リッター/2リッター)とプラグインハイブリッド車(2リッター)をラインナップ。

 それぞれのターゲットユーザーについて、開発責任者の大矢賢樹氏は次のように話しています。

「1.8リッターハイブリッド車は法人のお客様に加え、経済性を求められるお客、2リッターハイブリッド車は『クラウン』や『アルファード』などからのダウンサイザーをターゲットにしています。

 一方のプラグインハイブリッド車は、さらなるパフォーマンスを求めるお客さまや、従来比50%以上となったEV航続距離など日常での使い方を意識する人などがターゲットです」

 このようなターゲットを想定しているといいますが、それぞれの「走り」にはどのような特徴があるのでしょうか。

 以前にハイブリッド車をサーキット(富士スピードウェイ ショートコース)で試乗した印象は、1.8リッター(FF)がキビキビと軽やかに走るのに対して、E-Fourは四輪をしっかりと適宜駆動させて走る印象を受けました。

 2リッター(FF)では、1.8リッターと200ccしか違わないのにまったく別のクルマといえるほどの加速感を感じたうえ、大本命といえるE-Fourでは高出力モーターを搭載することで、ハンドル操作に応じてクルマが意のままに動く感覚や、タイトな上りコーナーでも踏めば踏むほど前に進む感覚が味わえ、これまでのハイブリッド車やスポーツカーとはまた異なる次元の魅力を持ったクルマというのが最初の印象です。

街中に溶け込む新型プリウス街中に溶け込む新型プリウス

 一方のプラグインハイブリッド車は、高効率のダイナミックフォースエンジンと高出力の駆動用リチウムイオンバッテリーの組み合わせで最高システム出力223馬力を発揮し、0-100km/h加速で6.7秒をマークするといいます。

 このような特徴により、サーキット(袖ヶ浦フォレストレースウェイ)で試乗した印象は、先代モデルから大幅に進化した加速性能で、ゼロ発進時やタイトコーナーから一気にアクセルを踏み込むという場面でも力強いモーターの加速を実感しました。

■今度はリアルな公道で印象をチェック!

 2023年4月中旬にみなとみらい(神奈川県横浜市)周辺で公道試乗を実施しました。

 ハイブリッド車は、他のクルマと混じって法定速度で走行する分には基本的にEV走行がメインとなります。

 ただし、バッテリー残量やアクセルの踏込み具合に応じてエンジンが始動する他、エンジンの暖気が十分でない場合にはEVモードなどでもしばらくはエンジンがかかった状態での始動となるようです。

 とはいえ、先代モデルよりもEV走行可能な実速度域が上がっており、街中で運転している限り、基本的にエンジン走行とモーター走行の切り替えはほぼわかりません。

 このあたりの制御について前出の大矢賢樹氏は「シームレスな制御に関しては特に注力して開発を行った」と説明しています。

見た目そのままの「走り」を楽しめる見た目そのままの「走り」を楽しめる

 またプラグインハイブリッド車では、ハイブリッド車同様に先代モデルから大幅に進化しています。

 EV走行距離(カタログ値・WLTCモード)は17インチタイヤで105km、19インチタイヤで87kmとなっていましたが、試乗した日は気温が高かったことも影響してか、19インチタイヤでもメーター表示93kmとなるなど、日常での使用範囲を十分にまかなえる数値となっていました。

 プラグインハイブリッド車では、ハイブリッド車と違い、電池残量がある限りEV走行が可能なため、登坂や合流などでアクセルペダルを踏み込んでもエンジンは掛かりません。

 また新型プリウスのプラグインハイブリッド車は、トヨタ「ハリアー」やレクサス「NX」の同仕様よりも一世代新しいものとなっています。

 これにより、システム制御にも改良が加えられていることで、アクセルペダルの踏み込みに応じた加速感やモーターの繋がり感がより自然なものになっているのが体感出来ました。

 同じく、ブレーキにも改良が加えられており、先代モデルは蓄圧タイプのものを採用していましたが、新型プリウスではオンデマンドポンプ加圧タイプを採用。

 これにより、ブレーキを踏んだときの「カックン」という動きがほぼ抑えられ、滑らかなで意のままの減速感を味わえます。

ハイブリッド、プラグインハイブリッドにはそれぞれの魅力があるハイブリッド、プラグインハイブリッドにはそれぞれの魅力がある

 また新型プリウスのハイブリッド車は徐々に納車された人も増えて来ており、購入者からの声について前出の大矢賢樹氏は次のように話しています。

「新型プリウスを購入されたお客からは『デザイン良くて購入した』という声や、『試乗してみて走りが良かった』というコメントを多く頂いています。

 また様々なメディアでデザインや走りを褒めて頂いて、それを見たお客さまが『その通りだった、購入して良かった』と言って頂けております」

※ ※ ※

 そのデザイン性の高さから世界に衝撃を与えたと言っても過言ではない新型プリウス。

 見た目だけでなく、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車はそれぞれ「街乗りに最適なスポーティカー」としての走りの味も持っており、まさに完璧なクルマと言えるかもしれません。

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