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GW後のほうが「めちゃお得」!? 5月末こそ狙いたい! ETCを活用した「穴場ドライブ旅」プランとは

くるまのニュース / 2023年5月16日 7時40分

混雑や渋滞が集中するゴールデンウイークにお出かけを敬遠した人に吉報です。ピークをずらしたこれからの時期は、お得なETCの「ドライブプラン」を活用できる、隠れた行楽オススメシーズンなのです。

■高速「乗り降り自由」区間も! ETC特典「ドライブプラン」とは

 テレビなどでおススメの観光スポットや話題の飲食店などの紹介を見ても、混雑するゴールデンウィーク(GW)に出向くことに二の足を踏んだ人もいるでしょう。GW中は宿泊施設も割高で、高速道路料金の休日3割引が適用されないことも難点です。
 
 しかし梅雨前の今は、比較的安価に快適に観光ができる穴場タイミングです。今回はお得に高速道路が利用できるドライブプランを紹介します。

 意外と知られていないことですが、ETCを利用すると、休日(土日祝)は地方部の高速道路が3割引で利用できて、平日よりもお得に移動できます。

 さらに、高速道路を用いて観光地を周遊する際にお得に利用できるプランもあります。それが、各高速道路会社が設定している「ドライブプラン」です。

 ドライブプランとは、周遊エリア内が定額で乗り放題になったり、利用区間や時間帯や曜日によっては単純に往復する料金より割安になったりするので、観光の移動がお得になるプランです。

 ETCを装着したクルマでETCを利用して高速に乗る際、事前登録することで利用できます。

 あわせて、プランによっては各種フェリーの割引、レンタカーの割引、観光施設、ショッピングモール、ホテルなどの割引、特典なども用意されているので、積極的に特典を活用するとさらにお得にクルマの旅が楽しめます。

 ドライブプランは各高速道路会社ごとに用意されています。

 NEXCO東日本はETC周遊割引「ドラ割」、NEXCO中日本はドライブプラン「速旅(はやたび)」、NEXCO西日本はドライブパス「みち旅」という名前で設定されています。

 そのため、観光する目的がどの地域にあるかを確認し、各高速道路会社のウェブサイトを確認すると良いでしょう。

 周遊プランは、北海道、東北、北関東、新潟、信州、関西、中国、四国、九州など、地域ごとに様々なプランが用意されています。

 また、入園券や乗船券、お買物券が付いた「観光施設セットドライブプラン」、宿泊がセットになった「宿泊セットドライブプラン」などもあり、クルマを使ったパック旅行のような感覚で利用することができるので、観光地巡りをする際には便利です。

 例えば、首都圏を出発して仙台付近を周遊して観光したい場合は、NEXCO東日本のドラ割「東北観光フリーパス・南東北周遊プラン」が利用できます。

 このパスは、連続する最大2日間または最大3日間、対象エリア内の高速道路が定額で乗り降り自由になる割引プランで、首都圏発着で普通車での利用の場合、2日間1万500円、3日間1万3500円で利用できます。

 通常、浦和から仙台南まで普通車ETC利用で往復する場合、平日1万4680円、休日割引で1万720円、深夜割引1万280円となっています。

 つまり、往復ともに深夜割引の時間帯にかかる移動であればお得ではありませんが、それ以外の時間帯や周遊エリアで乗り降りして観光するのであれば、パスが断然お得になります。

 また、各種観光施設などでおトクな特典も用意されているので、活用すればするほどメリットが高いです。

 なお東北観光フリーパスの周遊プランは、首都圏を発着エリアとした「東北6県周遊プラン」と「南東北周遊プラン」の2タイプに加え、「北東北周遊プラン」を加えた3タイプの周遊エリア内定額乗り放題プランもあり、どこから出発するか、どこを周遊するかで好みで選ぶことができます。

 なおプランや特典などは変更になる場合があるので、申し込みの際には必ず公式ウェブサイトの詳細を確認してください。

■「ドライブプラン」はウェブサイトから申し込みできる

 ドライブプランの申し込みは、利用する前にETCカードを手元に準備したうえで、あらかじめパソコンやスマートフォンから申し込みする必要があります。

 各高速道路会社のウェブサイトから、希望のドライブプランや利用開始日を選択し、ETCカード番号や必要事項を登録することで、簡単に申し込むことができます。

ETC割引を活用したドライブプランを活用し、できれば梅雨入り前の「爽やかな季節」にこそおでかけしたい![画像はイメージです]ETC割引を活用したドライブプランを活用し、できれば梅雨入り前の「爽やかな季節」にこそおでかけしたい![画像はイメージです]

 なお、申し込んだETCカードでの通行のみがドライブプランの対象となるので、申し込みしたETCカードを必ず利用して通行する必要があります。

 なお、複数の車両にまたがっての利用はできませんが、レンタカーなどでの利用も可能なので、鉄道や飛行機などで移動して、周遊エリアだけドライブプランを利用するといった使い方もできます。

 注意しないといけない点もあります。

 まず、ドライブプランによって利用できる日時が決まっている場合があります。また、発着エリア以外から利用する場合には直通利用ができず、発着エリア内のインターチェンジで乗り降りをするか、指定の本線料金所を通過する必要があったり、周遊エリア内で乗り降りしないとプランが適応されなかったりする場合があります。

 プランごとに設定されている注意事項は、事前に理解して利用する必要があります。

 また、入園券を受け取る際は、スマートフォンやタブレットで引換券を提示したり、指定の引換場所で指定時間内にあらかじめ、お買物券を引き換えたりする必要があるので、各々のプランの利用方法についても、しっかりチェックしてドライブプランを立てておきましょう。

※ ※ ※

 使い方次第でどんどんお得になるドライブプランは、ウェブページに主要な観光スポットや割引となる道の駅、施設などの情報も合わせて載っているので、ドライブ旅行でどこに立ち寄ろうか迷っている際にも参考になります。

 また目的地を設定せず気の向くままに立ち寄り地を決めていくドライブの場合でも、周遊エリア内は乗り降りし放題なので、気兼ねなく高速道路を利用することができます。

 高速道路が渋滞しやすい繁忙期のゴールデンウイーク、お盆時期、年末年始などは対象外となります。

 梅雨前の5月末から6月初旬頃の時期に利用するのは、まさに絶好のタイミングといえるでしょう。

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