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違反にならずとも「トラブル」のリスクあり? 走行中の「ウォッシャー」使用 「飛沫」気にするユーザー多い 気をつけるべき点は

くるまのニュース / 2023年5月20日 20時10分

クルマを運転中にフロントガラスの汚れが気になった際に、ウインドウウォッシャーを使うことがあります。一方で、走行中のウォッシャー使用についてはさまざまな意見があるようです。

■前から「ウォッシャー液」不快に思う?

 クルマを運転中にフロントガラスが汚れていると、ウインドウウォッシャーを噴射する操作をすることがあります。
 
 しかし、走行中にこの操作をすることについてはさまざまな意見があるようです。

 ウインドウウォッシャーは、エンジンルームなどに備えられているタンクに入った洗浄液が、ボンネットやワイパーに装備されているノズルから噴射される仕組みです。

 噴射と同時にワイパーが複数回動作することで、ガラスの汚れを洗い流します。

 操作はワイパーレバーを手前に引く場合や、ワイパーレバーの先端を押すタイプなど、車種により異なります。

 また、洗浄液自体にも種類がさまざまあり、汚れを洗い流す成分だけを含有するものもあれば、冬場に凍結を予防したり、雪や氷を溶かす解氷成分が含まれているもの、さらには撥水や油膜とりの効果がある液剤も市販されています。

 なお、ウインドウウォッシャーは道路運送車両の保安基準第45条の定めるところにより、「洗浄液噴射装置」として装備しなくてはならない一方で、使用条件はとくに定められていません。

 窓が汚れた場合など必要に応じて使用するものであり、走行中かどうかに限らず、使用の制限もありません。

 しかし、走行中にウインドウウォッシャーを使用すると、その飛沫が側方や後方へ飛ぶことがあります。

 これについてはかつて、前走車が使用したウォッシャー液の飛沫が自車にかかってしまったと有名タレントがSNSに投稿したことが話題になりました。

 その際、「絶対にやってはイケナイ行為なんだけど」と怒りの顔文字を添え、「周りに誰もいないときにやるべきことなのに…」とウインドウォッシャーについて、周囲にクルマがいるときの使用を控えてほしいとの持論を述べています。

 のちに投稿は削除されていますが、当時この投稿に関しては共感と批判のコメントが多く寄せられています。

 ほかにもSNSでは「ウォッシャー攻撃喰らってキレそう」「途中でウォッシャー攻撃受けたけど、アレ、意外と腹立つね」など、前走車からウォッシャーの飛沫を受けてよく思わないユーザーが一定数いるようです。

 また、「前の車がウォッシャー液を噴射して自分にかかったときイラって思ってしまう自分は器が小さいのか?」「洗車した直後に前の車のウォッシャー食らった悲しみ…」など、「ウォッシャー攻撃」を受けた際に、前走車ではなく自身の感情の問題だと客観視する意見や、洗車後のきれいなボディにウインドウウォッシャーを受けてしまったことを悲しむコメントも。

 さらに、「走行中の前車からウォッシャー攻撃…萎えるわぁ…後方確認してからやってね…」「せっかく洗車して磨いたのに出かけた瞬間前の車のウォッシャー液で汚されてテンションがた落ち。ウォッシャー液かけるときは周りの車のことも考えて気をつけて…」など、ウインドウウォッシャーを使用する際は後方への気遣いを求める声も見られます。

 その一方で、「汚れた視界のまま走ることのほうが危険」「ウォッシャーは走行中に視界を改善するための装備でしょ」などと、走行中の視界確保が最優先だとするユーザーもいるようです。

 走行中にフロントガラスの汚れが気になったり、鳥のフンや虫の死骸などが付着すると気になってしまい、注意力が低下する人もいるかもしれません。

 その一方で、前走車からの飛沫が気になるというドライバーも少なくないため、ウインドウォッシャーを使用する際は、可能な範囲でまわりのクルマなどに配慮することが、無用なトラブルに避けられる最善の方法といえます。

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