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スズキ新型「ジムニー5ドア」6月7日に発売か MT車は半年以上待ちの人気? 話題の「インドから並行輸入」は出来るのか?

くるまのニュース / 2023年5月25日 7時10分

インドのマルチスズキで生産されるスズキ「ジムニー5ドア」が2023年6月7日に正式発売される見通しのようです。

■ジムニー5ドアがインドで発売! 日本に並行輸入車は来るか?

 インドのマルチスズキで生産されるスズキ「ジムニー5ドア」が、いよいよインド国内で発売されます。
 
 現地の情報によれば、すでにメディア向けの試乗会が開催されており、2023年6月7日に正式発売される見通しのようです。

 詳細は未定ですが、インドに続いてオーストラリアでも「エクストララージ・ジムニー」として年内に発売される予定で、その後はヨーロッパでも展開されると言われています。

 すでにマルチスズキは国内のみならず、輸出向けの生産ラインも確保しており、ジムニー5ドアの全生産台数の9割が輸出に充てられる予定になっているようです。

 そんな状況下で、悶々としているのは日本のファン。

 日本の各ディーラーにも多くのユーザーからの問い合わせが入っているようですが、日本発売の障壁となっているのが国内の8万台におよぶバックオーダーです。

 到底、近年中の発売は無理なのではないかという空気感が日本市場に流れています。

 そこで多くのユーザーが目を付けたのが、「並行輸入」という方法です。

 ネット上には、「どこで並行輸入車のジムニー5ドアを買えるのか? 」という質問がすでに多く書き込まれています。

 過去には「ジプシー」と呼ばれる旧型ジムニーのミドルロングモデルや現行型の3ドアバンモデルなどが日本に並行輸入された実績も。

 そのため、ジムニー5ドアも並行輸入車なら年内にも買えるのではないかという期待が高まっているようです。

 しかし、インド国内でのデビューは決まっているものの、今の状況では日本への並行輸入は難しいことが分かりました。

 かつて、ドイツから3ドアのバンモデル(コマーシャル仕様)を並行輸入した神奈川県内の専門店に聞いてみました。

「ジムニー5ドアの並行輸入車に関しては、本当の多くのお客様から問い合わせをいただきます。

 ウチとしても要望に応えたいのはやまやまですが、インドから直接並行輸入したクルマは日本ではすぐに乗れないのです」

■並行輸入は出来る? でもすぐに乗れない事情とは

 なぜ「すぐに乗れないのでしょうか?」どういうことなのか、さらに詳しく聞きました。

「並行輸入車を日本で登録する場合、車両製造証明書というものが必要になります。

 これに数十枚におよぶ書類を付け加えて、初めてナンバー登録ができます。

 インドを含む、アジアから輸入した場合、基本的にこの車両製造証明書が付いてきません。

 そのため、こちらで様々な試験を受ける必要があるため、登録までかなりの時間がかかってしまうことも多いです」(前出の専門店)

「ジムニー5ドア」を並行輸入すると「3ドア」を大幅に上回る価格となることが予想される「ジムニー5ドア」を並行輸入すると「3ドア」を大幅に上回る価格となることが予想される

 一方で、アメリカやヨーロッパからの並行輸入車には、車両製造証明書が付いているため、すぐに登録が可能だと言います。

 また、他の並行輸入車と同様に、ジムニー5ドアを日本に入れた場合の価格は3ドアの価格を大きく上回るものになるようです。

「日本運ぶ輸送費や登録の手数料、そして為替のレートなどを考えると、どうしても高くなってしまいます。

 もしヨーロッパでジムニー5ドアが発売されたあかつきには、弊社も輸入しようと考えていますが、乗り出し価格はかなり高額になってしまうでしょうね」(前出の専門店)

※ ※ ※

 そうした状況ながら「価格は高くてもいいから乗りたい…」というユーザーは何人かいるといいます。

 そういった人たちはいち早く日本で乗れるということに加えて、左ハンドルということにも価値を感じるようです。

 インド国内では発売前に受注を開始しており、AT車が8か月待ち、MT車は半年待ちの状況です。

 各国で巻き起こるジムニーバックオーダー問題、スズキがどうのように対応するかに注目が集まります。

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