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“雨天時”は昼間でも「ライトオン」すべき? 悪天候時「周囲に自車の存在を知らせる」ポイントとは

くるまのニュース / 2023年6月2日 18時10分

雨天時は晴天時に比べ交通事故が起きやすいため、クルマを運転する時には十分な注意が必要です。また運転に注意するだけでなく、自車の存在を周囲に知らせることも必要ですが、どのようなことに気をつけると良いのでしょうか。

■雨天時は昼間でも「ライトオン」にすべき?

 一部地方は梅雨入りが発表されましたが、雨の多い季節はクルマの運転に十分な注意が必要です。では、交通事故を避けるためにどのようなことに気をつけると良いのでしょうか。

 雨天時は、晴天時に比べて事故が起きやすくなります。

 首都高速が公開しているデータを例に見ると、2021年度に首都高で発生した交通事故7744件のうち、晴天時は6302件、雨天時は1442件でした。一見すると雨天時は晴天時より少ないようにみえますが、2021年度の雨天の年間総時間は約6%程度であり、天候別の事故件数を算出すると、雨天時は雨天時以外の約4倍の頻度で事故が発生しているといいます。

 このように、雨天時は事故が起きやすいため、クルマの運転には十分な注意が必要です。

 急ハンドル・急加速・急ブレーキといった急な運転を避けることはもちろん、クルマのヘッドライトを点灯することで「周囲に自車の存在を知らせる」のもポイントのひとつです。

 これについて、安全運転の知識や運転方法を紹介する安全運転補完計画ユズリアイ(@projectyuzuriai)が公式ツイッターに、「雨の日は昼間でもライトを点(つ)けると視認されやすくなるよ」というコメントとともにひとつの動画を投稿。

 その内容は、雨の日にライトをつけるとドアミラーにどのように映るかを比較したものです。

 雨天時は、昼間であっても薄暗く、雨も降っているため視界が悪い状況です。

 動画のライトオフの状態は、車両の存在は見えないわけではないものの、車両の接近になかなか気づきにくい状況です。

 一方、ライトオンの状態はかなり遠くにいてもヘッドライトが点灯していることで視認しやすくなっていることが分かります。

 また、「カーブミラーも雨の昼間はライトを点けているとクルマの存在が早く分かります」というコメントとともにカーブミラーからの見え方の動画も投稿。

 カーブミラーはドアミラーよりも湾曲しているため、雨の日はより一層周囲の様子が見えにくくなりますが、点灯することで周囲から車両の存在が視認しやすいといえます。

 この投稿を見たユーザーからは、「見通しの悪い道やカーブミラーが多い地域では昼間でもライトオンですね」「薄暮や早朝などもですよね」といった声が見られます。

 また、「ライトの点灯でクルマを見やすくすることで自車の存在を知らせてあげることも必要」といった声もありました。

 雨天時にクルマのライトを点灯させることは、クルマだけでなく小さな子どもや高齢者、自転車などにも存在を知らせる手立てとなります。

 周囲への配慮としても自車の存在を知らせるためにライトを点灯させることは大切といえるでしょう。

※ ※ ※

 このほか雨天時に気をつけたい運転について、雨天時は雨で視界が悪くなる以外にも、ウィンドウが曇って見えにくくなる場合や、雨量が多い日は前方車からの水しぶきで視界が遮られることもあります。

 さらに、路面が濡れていて滑りやすくなっており、急ブレーキや急ハンドルでスリップする危険性も考えられます。

 スピードを落とし安全な速度で運転することを基本とするほか、車間距離をとる「急」のつく運転操作をしないことが大切です。また、視界を良好に保つため、曇り除去機能を利用することも良いでしょう。

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