トヨタが新型「クラウンセダン」の実車公開! 世界初公開の「ミライスポーツ」も展示! 全長5m級セダンが同時公開されたワケ
くるまのニュース / 2023年6月2日 11時50分
2023年秋に発売が予定されるトヨタ「クラウンセダン」の実車が公開されました。また同時に「ミライスポーツ」という新たなモデルが世界初公開されましたが2台にはどのような関係性があるのでしょうか。
■クラウンセダンとミライスポーツ…同時に公開された意味とは
トヨタは「スーパー耐久シリーズ2023 富士24時間レース」にて「クラウンセダン」と「ミライスポーツ」の実車を日本で初公開しました。
この2台には切っても切れない関係があるといいますが、どのような部分が関係しているのでしょうか。
クラウンセダンは、トヨタが2022年7月に16代目クラウンシリーズとして世界初公開した4モデルのひとつです。
16代目ではすでに発売されている「クラウンクロスオーバー」に加えて2023年秋以降発売の「クラウンスポーツ」「クラウンセダン」、2024年に発売する「クラウンエステート」という4つのスタイルを展開します。
とくにクラウンセダンに関しては、「クラウン=セダン」という印象を持つ人達が気になる存在です。
トヨタはクラウンセダンについて「正統派セダンとしての上質な走りと快適な乗り心地、ショーファーニーズにお応えするくつろぎの後席空間、パーソナルにもビジネスにもお応えするニューフォーマルセダン」として説明していました。
ミライのプラットフォームをベースとしており、ボディサイズは全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベース3000mmの5人乗りで、レクサスのフラッグシップセダン「LS」に近しいサイズです。
パワートレインはハイブリッド車(HEV)とクラウンシリーズ唯一の燃料電池車(FCEV)を設定します。
なお、今回の富士24時間レースでは、日本において実車&内装が初めて公開されたことでも大きな話題となりました。
クラウンセダンの展示について担当者は「今回、展示したモデルはFCEVの左ハンドル仕様となります。中国などでは展示していましたが、日本では市販車に近い仕様の実車を披露することになるのは今回が初めてです」と話しています。
一方のミライスポーツは、2020年12月に登場した2代目をベースに「新たな提案」として展示されたモデルです。
元々ミライは、トヨタのラインナップにおいて「センチュリー」や「クラウン」と同じように「ショーファーニーズ」に対応するセダンかつFCEVとして登場し、行政などでも使われるモデルとなっています。
ボディサイズは全長4975mm×全幅1885mm×全高1470mm、ホイールベース2920mm、最低地上高155mmとなっており、前述のクラウンセダンと近しいサイズです。
そのためクラウンセダンとミライで比較した時に「全長5m近いサイズ」、「ショーファーニーズに対応」、「FCEVを設定」という部分でクルマのキャラクターが被っていることが一部から指摘されていました。
実際にトヨタ社内でもそのような声があったようで、新たに公開されたミライスポーツに関して担当者は「今回のミライスポーツは、今後クラウンセダンが登場した際にキャラクターの違いを示すひとつの提案として製作しました」と説明しています。
今回展示されたミライスポーツの外観は、従来のミライとは大きく異なり、スポーティなフロントバンパーやカーボン製ボンネット&トランクを装着。なお全長はバンパー形状の変更により前後で20mm長くなっているようです。
ボディカラーは、「GRカローラ」などに使われるボディカラー「マットスティール」を採用するなど、ひときわ存在感のあります。
さらにボンネットやドアに「MIRAI SPORT」や「FCEV」のデカール、リアには「MIRAI SPORT」のエンブレムが付与されるなど、細かなところまでこだわっていました。
足元に純正とは異なる21インチにアップしたホイールと「パイロットスポーツ S 5(245/40R21)」を装着し、サスペンションなどをスポーティなものに変更することで、車高は20mmダウンしているといいます。
「ミライスポーツ」と「クラウンセダン」が日本で初公開された…なぜ同時? そこには2台の深い関係性があった!?
※ ※ ※
今回の富士24時間レースで、クラウンセダンを見たユーザーからは「クラウンセダンの存在感がスゴい」、「縦グリルがカッコいい」、「クラウンはやはりセダンが良い」という声。
ミライスポーツを見たユーザーからは「このデザインは欲しい」、「色も良いし、顔のデザインがカッコいい」、「ミライは顔が変わるとスゴい良い」というような声が見られました。
また展示されたミライスポーツの横には「ミライスポーツ 市販化応援パネル」というものが設置されており、来場者がシールを貼ることで市販化に近づくようなコンテンツも用意され、瞬く間にそのパネルはシールで埋め尽くされていました。
近い将来にクラウンセダン、ミライスポーツという存在感のあるトヨタのショーファーセダンが街中を走る光景が見れるかもしれません。
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