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「セルフ洗車機」洗車メニューの“安い/高い”で何が違う? 「ホイール/下回り洗浄」のオプション付けるべき?

くるまのニュース / 2023年6月23日 20時10分

手軽に洗車できる「セルフ洗車機」にはいくつかのメニューが用意されており、どれを選べば良いか迷ってしまいます。メニューごとの洗車内容には、どのような違いがあるのでしょうか。

■いろいろあって迷う、セルフ洗車機のメニューとオプション

 自宅の前でクルマを洗うスペースがない人にとって、ガソリンスタンドなどに設置されている「セルフ洗車機」は便利な存在です。
 
 しかし、実際にセルフ洗車機を使おうとすると、価格が安いものから高いものまでさまざまなコースがあり、さらにはオプションも用意されているなど、どれを選んだら良いのか迷ってしまうものです。
 
 セルフ洗車機のコースにはどのような違いがあるのでしょうか。

 例えば、エネオスが展開するセルフ洗車「エネジェットウォッシュ」では、洗車コースが6種類、オプションが3種類存在しています(店舗によって異なる場合あり)。

 洗車コースは、もっとも安価な「シャンプーコース」から高額な「泡ブローグラスコート」があり、金額の違いのほか、洗車の工程数が大きく違っています。

 もっとも安い「シャンプーコース」の場合、スタートから水でのすすぎが0.5往復(前方から後方)→シャンプー溶剤+ブラシ回転+水でのすすぎが0.5往復(後方から前方)→ドライ0.5往復(前方から後方)の1.5往復のコースとなり、所要時間は約1分30秒です。

 一方高額な「泡ブローグラスコート」の場合、スタートから水でのすすぎが0.5往復(前方から後方)→泡溶剤0.5往復(後方から前方)→水でのすすぎ+ブラシ回転が0.5往復(前方から後方)→水でのすすぎが0.5往復(後方から前方)→水でのすすぎ+コート剤塗布が0.5往復(前方から後方)→水でのすすぎ+コート剤塗布が0.5往復(後方から前方)→ドライが0.5往復(前方から後方)の3.5往復となり、所要時間は約5分30秒になります。

 安価なシャンプー洗車の場合は短時間で汚れを落とすことが目的となっていますが、高額な洗車の場合は、汚れを落とした後に、ボディに強固な皮膜を形成して光沢を生み出すコート剤を全体に塗布する工程がプラスされているのです。

 コーティングの効果によって長期間にわたってボディに付いた水を弾いてくれ、汚れも落としやすくてメンテナンスが楽になるという点で、高額な洗車はおすすめなのですが、サッと洗って汚れを落としたいと考える人は安価なシャンプー洗車を選ぶと良いでしょう。

 安価とはいえ、溶剤がしっかり塗布されてブラシの回転で汚れをしっかり落とすことができますし、何よりスピーディで、あっという間に洗車が終わります。時間を優先したい人は、短時間で洗車が完了するシャンプー洗車がおすすめだといえます。

 では、オプションメニューは選択するべきなのでしょうか。エネジェットウォッシュでは、「光沢ポリマー」「ホイール洗浄」「下回り洗浄」が用意されています。

 光沢ポリマーは、前出の高額洗車「泡ブローグラスコート」で使用するコート剤をもう一度ボディ全体に塗布するオプションです。再度コート剤を塗布することにより、より強固な皮膜ができあがり、撥水効果の期間も伸びるのでクルマがキレイに水を弾くようになります。

 ホイール洗浄は、その名の通り、ホイールブラシを高速回転させてホイールの汚れを落とすもの。人の力で落とせないような汚れも、ブラシの強力な回転力と溶剤で落とすことが可能です。

 ただし、ドレスアップ用のアルミホイールには傷が付く恐れがあり、ホイール洗浄はおすすめできません。

 下回り洗浄は、洗車機レーン中央部より強力な水圧でボディ下部の汚れを落とすものです。下回りの洗浄を自分でおこなうのは難しく、高圧洗浄機があっても下部中央部分の汚れは残ってしまいます。

 そして何より下回りは錆びやすいところでもあるので、定期的に洗浄することで錆を防ぐ効果が期待できます。

 雪国に住んでいたり、冬季に道路凍結防止剤がまかれた道路を走行する機会があるクルマは、下回り洗浄をおこなったほうが良いでしょう。

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