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「ギャー! 虫がクルマに入ってきた!」 嫌な虫を外に追い出す「簡単な方法」とは?

くるまのニュース / 2023年6月17日 7時10分

夏に向かうこの季節はドライブに最適なシーズンですが、その一方で虫への対策も必要になります。クルマに侵入した虫の撃退方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

■車内に侵入した虫を追い出す「簡単な方法」

 夏に向かうこの季節は、暖かく天候も良い日も多いことからお出かけに最適なシーズン。
 
 ドライブも気持ちよく各地に行楽に向かいたくなりますが、その一方で困ってしまうのが「虫」の存在です。

 暖かくなるにつれて、冬から春には潜んでいた虫が羽化しはじめ、夏になればあちらこちらを飛び始めます。

 すると、走行中に開いている窓から車内に入ってしまうことも珍しくなく、とくに虫が苦手な人はパニックになってしまうこともあるでしょう。

 また、虫が苦手でない人も、運転中に虫を追い出そうとすると「よそ見」や「手放し運転」など危険な行為になり、重大な事故を招く可能性があるので、走行中には無理に虫を捕まえようとするべきではありません。

 さらに、車内に侵入した虫が小さい羽虫や害のない大人しい種類であればまだ心配は少ないものの、もしも「ハチ」や「アブ」など攻撃性の高い虫が入った場合には、捕まえようと下手に刺激すると刺される危険があります。

 では、もしも運転中に車内に虫が侵入してしまった場合、一体どのように対処すればよいのでしょうか。

 もっとも簡単な方法が、窓を大きく開けて虫に再び外に飛んでいってもらう方法、その名も「窓全開走行」です。

 これはクルマの窓をすべて開け放つことで、車内に入る空気と出る空気による風の流れが発生。その強い流れに虫を巻き込んで外に追い出す技術です。

 この方法の良いところは、運転中だったり車内に自分一人しかいないときでも、パワーウィンドウさえ操作できれば対応可能という点と、さほどスピードを出さなくても十分な強さの風の流れが作り出せることです。

 もしこの方法を実施しても、虫がフロントガラスの内側など風の死角に隠れて出ていかない時には、エアコンをデフロスター(くもり取り)モードにするなど、送風箇所をフロントガラス内側のみに指定し最大風力に設定することで、ガラスについた虫を飛ばして窓から車外に追い出しましょう。

■それでも出ていかない虫はどうする!? 市販の虫よけグッズの注意点は

 ここまでやっても出ていかなかったり、クモのように羽の無い類の虫の場合には、クルマを路肩や駐車場など安全な場所に停車させて、タオルやティッシュなどで包んで外に出すことが有効です。

車内に入った虫は潰さずに外に逃がすと良い車内に入った虫は潰さずに外に逃がすと良い

 この時に注意すべきは、絶対に虫を潰さないようにすることです。虫を潰してしまうと、体液やリン粉(羽に付着している粉)が飛び出てクルマの内装や衣類を汚し、シミになってしまう可能性もあります。

 それを防ぐためにも、車内の虫は優しく捕まえてそっと外に逃がすことを心がけましょう。

 また意外に有効な手段が、ビニール袋の中に虫を捕まえて外に逃がすことです。ビニール袋は場所を取らずなにかと便利なアイテムなので、車内には常に数枚のビニール袋を常備しておくと安心です。

 市販の防虫剤や忌避剤、虫よけグッズを使うこともある程度の効果が期待できますが、それがスプレータイプの場合には注意しましょう。

 クルマの車内は室内と異なり、とくに夏場には50度を超すこともあるなど、温度が非常に高くなるので、スプレータイプのものは破裂する可能性も。車内に入れっぱなしにするのは危険ですので、虫よけグッズを選択する時は使用上の注意事項に必ず目を通してから使用して下さい。

 そのほか、虫の入りにくい車内環境を前もって整えておくことも大事です。

 虫は、砂糖入りのジュースやフルーツなどが発する甘い匂いに引き寄せられてやってくる種類が多いので、車内に食べ物やジュース、とくに食べかけや飲みかけのものは放置しないように習慣づけましょう。

 暖かくなるこの季節だからこそ、こまめな室内の清掃をおこなうことで虫が襲来しにくい環境を事前に作り、気持ちよく安全なドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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