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運転中に「ゲリラ豪雨」に遭遇したらどうすべき? やってはいけないNG行為も!? 豪雨時のベストな対処法とは

くるまのニュース / 2023年7月5日 20時10分

夏は「線状降水帯」や「ゲリラ豪雨」など、大雨が降りやすい季節です。そんな大雨のなかでクルマを運転するとき、どのようなことに注意すべきなのでしょうか。

■一般道と高速道路でことなる豪雨時の対処法とは?

 梅雨入りから夏にかけては雨が降りやすいシーズンです。なかでも、局地的に猛烈な雨をもたらす「線状降水帯」や「ゲリラ豪雨」などによって大きな被害を受けることもあり、注意が必要です。
 
 クルマを運転しているときに大雨が降れば、視界が悪化したり、道路が冠水するなど、危険な状況になりかねません。

 線状降水帯やゲリラ豪雨が発生している場合は、よほどの緊急事態でない限り、クルマの運転を控えるのが最善策といえますが、もしクルマで走行中に豪雨に見舞われた場合はどう対処すべきなのでしょうか。

 豪雨のときの対処法は、一般道と高速道路では少々異なるようです。

 JAFに聞いたところ、「豪雨のなかの運転は路面が滑りやすくなることや、視界が悪化することによる他車や歩行者の視認の遅れに注意が必要」とのことです。また歩行者や自転車などは突発的な行動が増え、事故のリスクが高まる傾向があるそうです。

 そのうえで、一般道での対処法としてもっとも有効なのは「走行速度を落とす」こと。走行速度が落ちればタイヤのグリップが安定しスリップ事故を予防できることに加え、突発的な事態にも対応しやすくなるといいます。

 また豪雨のような悪天候では、昼間でもヘッドライトを点灯して自車の存在をアピールすることもポイントなのだそうです。

 短時間で大量の降雨に見舞われた場合は、冠水にも注意すべきです。特に「アンダーパス」と呼ばれる、道路や線路の下を潜るように設計された立体交差の一部区間では、雨水が溜まりやすくなります。

 無理に進入して立往生するとエンジン吸気口に水が侵入してクルマが停止してしまうだけでなく、水圧によってドアが開かなくなり、脱出できなくなる恐れもあるため、冠水路に出くわしたら迂回するなど、リスク回避する意識を常に持っておくのも重要です。

 では、高速道路の場合はどうなのでしょうか。

 NEXCO西日本が公表する「降雨時通行規制基準」によると、時間雨量(1時間の降水量)が50mm前後、または連続雨量が200mmを超えると通行止めの対象になります。

 高速道路を走行中に豪雨に遭遇した場合、本線上で停車してしまうと後続車から追突される恐れがあり、それはNGです。路肩で停車すれば良いと思われるかもしれませんが、緊急車両が走行する可能性があるため、停車しないほうが安全でしょう。

 関係各所に聞いた話をまとめると、「十分に速度を落として安全を確保しつつ、最寄りのSA・PAに避難する」というのが、高速道路で豪雨に遭遇したときに正しい対処法とのことです。

※ ※ ※

 線状降水帯やゲリラ豪雨の予測は難しいものの、大雨の予測は天気予報などからある程度は事前に知ることができます。

 豪雨が予測されているなかで運転する予定がなかったとしても、クルマが冠水してしまうことがあるかもしれません。

 冠水被害を回避するために、高台の駐車場などにクルマを移動させることも考えておくと良いでしょう。

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