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トヨタの「“スライドドア”SUV」!? 全長4.3mのコンパクトボディ&ゴツゴツデザインが良すぎ! 熱望の「Tjクルーザー」実現性は?

くるまのニュース / 2023年6月29日 7時10分

世界各国で開かれているモーターショーなどの自動車イベントでは、様々なコンセプトカーや新型車が発表されます。2017年に開催された「東京モーターショー2017」では、トヨタがスライドドアSUVの「Tj CRUISER」を初公開しました。どのようなクルマだったのでしょうか。

■見た目よりも結構コンパクト? トヨタのスライドドアSUVとは

 世界各国で開かれているモーターショーやオートサロンといった自動車イベントでは、様々なコンセプトカーや新型車、カスタムカーが発表され、人々の将来のクルマに対する期待感を高めます。
 
 2023年は、JAPAN MOBILITY SHOW 2023と名前を変え、2023年10月26日から11月5日まで開催される予定ですが、過去の東京モーターショーにも今見ても先進的で需要がありそうなクルマが沢山ありました。
 
 2017年に開催された「東京モーターショー2017」では、トヨタがスライドドアSUVの「Tj CRUISER」を初公開しました。

 Tj CRUISERは、バンの積載性能とSUVの力強いデザインを融合させた新ジャンルのクロスオーバーコンセプトです。

 Tj CRUISERという車名には、アクティブに“使い倒せる”TOOL-BOXの「T」と、クルマと様々な場所に出かける楽しさを意味するJoyの「j」に、トヨタのSUVラインアップに伝統的に使用してきた「CRUISER」が用いられています。

 エクステリアは、直線を多用したスクエアなキャビンに、SUVらしい大径タイヤによるしっかりとした足回りと、力強いフロントビューが見事に融合したデザイン。

 ボンネットとルーフ、フェンダーなどには、無造作に物を置いても傷や汚れがつきにくいケアフリー素材(強化塗装)を採用し、実用性も高められています。

 また横からの大きな荷物の出し入れや、ファミリーで使っても乗り降りに便利な大開口スライドドアを採用しています。

 ボディサイズは、4300mm×1775mm×1620mmと比較的コンパクトなサイズで、現実に販売されたクルマでいえばトヨタ「C-HR」ほどのサイズ感。ホイールベースは2750mmで乗車定員は4人です。

 室内は、助手席側をフルフラットにすることができ、ロングサーフボードや自転車など、約3mもの長い荷物を楽に積み込むことが可能。座席シートの裏側やデッキボードなどに多数の固縛ポイントを設け、小さな荷物から長尺物まで自由に固定可能です。

 また、バックドアの開口スペースを広く取ることで、自転車など大きな荷物の出し入れが容易となっているほか、運転席側の後部座席は、シートクッションを前側に立てることで、買い物袋などの荷物を置けるスペースが出現します。

 パワートレインは、2.0リッタークラスのエンジン+モーターのハイブリッドシステムが想定され、駆動方式は前輪駆動および4輪駆動とされていました。

※ ※ ※

 スライドドア+SUVという組み合わせとスクエアな見かけが、三菱「デリカD:5」を彷彿とさせますが、実際は、Tj CRUISERのほうがサイズは圧倒的にコンパクトで、2列シート4人乗りと全く違うコンセプトを持つ斬新なクルマとなっていました。

 トヨタのラインアップにはなかったスライドドア+SUVを実現したクルマだっただけに、当時ユーザーからは市販化が熱望されていましたが、2023年6月現在まで市販化の話はありません。

 しかし、トヨタ系の自動車部品メーカーのアイシンは、2022年11月24日にサステナビリティ実現に向けた取り組みの説明会「アイシン サステナビリティ説明会2022」でSUVに搭載可能な観音開きタイプのスライドドドア「新リンク式パワードア」を発表しており、これを2024年に中国など海外を含めたSUV市場に投入予定だということを明かしました。

 このような技術を用いた、スライドドア+SUVを実現したTj CRUISERのようなコンパクトなSUVが近い将来出現するかもしれません。

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