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外環道千葉区間の「恩恵」デカすぎ!? 「迂回路が何通りも」「北千葉道路はよ」 開通5年で利用者の反響は?

くるまのニュース / 2023年7月11日 16時10分

外環道の三郷南IC~高谷JCT間(千葉区間)と並行する国道298号が開通して5年がたち、その経済効果も発表されました。SNSなどではどのような反響があったのでしょうか。

■千葉区間が開通5周年

 外環道の東側にあたる三郷南IC~高谷JCT間15.5km(千葉区間)と、並行する国道298号が2018年6月2日に開通してから5年がたちました。道路網の充実や交通量の変化などの効果がありましたが、この道路を使っている人たちはどのように感じているのでしょうか。

 2023年6月30日、国土交通省関東地方整備局とNEXCO東日本関東支社、首都高速が、東京外かく環状道路(外環道・国道298号)の千葉区間が開通して5年後の整備効果を公表しました。

 これによると、千葉区間の開通により高谷JCTから三郷南ICまでの所要時間は約20分短縮。さらに、交通が転換するなどして首都高C2中央環状線の交通量が最大3割減り、中央環状線から内側の渋滞損失時間が開通前より約2割減少したといいます。

 並行する千葉県道1号市川松戸線の平均所要時間も約2割短縮するなどし、広域・地域ともに効果が出ているといいます。

 1年あたりの経済効果は、沿線の船橋市が174億円、市川市が167億円、松戸市が124億円で、日本全体を含めると約900億円と試算しています。

 今後、この千葉区間では機能強化の一環として、外環道と京葉道路が交差する京葉JCTで、外環高谷方面~京葉千葉方面の連絡路を追加で整備する方針です。

 また、市川市堀之内付近では、北千葉道路が接続する北千葉JCT(仮称)を新たに設け、外環から成田空港へ向かう道路を新たに造る計画も進んでいます。

 この千葉区間の開通から5年が経過したことについて、SNSなどのユーザーからは、「(かつて)外環はなかったのが今では信じられないくらい」「千葉県民にとってはありがたい限り」「おかげで遠出するのがラクになりました」「工事関係者には感謝してます!」と、恩恵を感じる声が多くありました。

 具体的には「幕張まで1時間で行けるのはやはりでかい」「迂回路が何通りも設定できて、常に渋滞回避できるようになった」「市川・松戸周辺の一般道の渋滞が驚くほど減った」「葛西JCTのディズニー渋滞回避だけでも意味は大きい」と、開通による効果が多岐にわたることがうかがえます。

 ただ一方で、「国道298号の信号のつながりの悪さは、どうにかならないか」「代わりに外環内回りの三郷~浦和あたりは万年渋滞するようになった」と、苦言を呈する人もいました。

 また、「南西側(関越以南)も早く造ってほしい」「続いて千葉北道路の整備を」「北千葉道路こそはよ」と、未開通区間の早期整備を望む声も寄せられています。

 ちなみに国交省によると、この「南西側(関越以南)」を含む外環道や圏央道が全線開通し、中央環状線を含めた「首都圏3環状道路」が完成すると、年間約1兆円の経済効果が見込めるということです。

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